2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2F水曜朝礼 & 週刊 奥の院 

◆ 海事コーナーより ■ 山下久猛 『船で働く人たち』 ぺりかん社 1900円+税 中学生のための職業紹介「しごと場見学」シリーズ。 1.船ってどんな場所だろう? 2.クルーズ船ではどんな人が働いているの? 3.貨物船ではどんな人が働いているの? 4.…

2F水曜朝礼 & 週刊 奥の院 

◆ 海事コーナーより ■ 山下久猛 『船で働く人たち』 ぺりかん社 1900円+税 中学生のための職業紹介「しごと場見学」シリーズ。 1.船ってどんな場所だろう? 2.クルーズ船ではどんな人が働いているの? 3.貨物船ではどんな人が働いているの? 4.…

週刊 奥の院 2.27

■ 丸谷才一 『無地のネクタイ』 岩波書店 1400円+税 解説 池澤夏樹 装丁 和田誠 『図書』に連載したエッセイ、「バオバブに書く」「無地のネクタイ」。 なんで「ネクタイ」か? それも無地。おしゃれのこだわり? 「男のポケット」「好きな背広」という…

週刊 奥の院 2.27

■ 丸谷才一 『無地のネクタイ』 岩波書店 1400円+税 解説 池澤夏樹 装丁 和田誠 『図書』に連載したエッセイ、「バオバブに書く」「無地のネクタイ」。 なんで「ネクタイ」か? それも無地。おしゃれのこだわり? 「男のポケット」「好きな背広」という…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 能町みね子 『逃北(とうほく)〜つかれたときは北へ逃げます』 文藝春秋 1200円+税 1979年北海道生まれ、茨城県育ち。イラストエッセイ、コミックで活動。ラジオでパーソナリティも。 大野更紗『困ってるひと』(ポプラ社)のイ…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 能町みね子 『逃北(とうほく)〜つかれたときは北へ逃げます』 文藝春秋 1200円+税 1979年北海道生まれ、茨城県育ち。イラストエッセイ、コミックで活動。ラジオでパーソナリティも。 大野更紗『困ってるひと』(ポプラ社)のイ…

週刊 奥の院 2.25

◆岩波新書から ■ 森まゆみ 『震災日録 記憶を記録する』 820円+税 いま起こっている途方もない災厄について、何か分析したり、評言めいたことを書くことは私にはできない。だけど関東大震災について、東京大空襲について、書き遺されたリアルタイムの日…

週刊 奥の院 2.25

◆岩波新書から ■ 森まゆみ 『震災日録 記憶を記録する』 820円+税 いま起こっている途方もない災厄について、何か分析したり、評言めいたことを書くことは私にはできない。だけど関東大震災について、東京大空襲について、書き遺されたリアルタイムの日…

週刊 奥の院 2.24

■ 田中眞澄(まさすみ) 『本読みの獣道』 稲川方人(まさと)解説 みすず書房 大人の本棚 2800円+税 1 いつか来た道 とおりゃんせ 五〇年代児童が読んだ本 「アンデルセンのこと、なぞ」 『小公子』『小公女』をめぐる女性たち 『三太物語』に読む「…

週刊 奥の院 2.24

■ 田中眞澄(まさすみ) 『本読みの獣道』 稲川方人(まさと)解説 みすず書房 大人の本棚 2800円+税 1 いつか来た道 とおりゃんせ 五〇年代児童が読んだ本 「アンデルセンのこと、なぞ」 『小公子』『小公女』をめぐる女性たち 『三太物語』に読む「…

週刊 奥の院 2.23

■ 高野秀行 『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国国家ソマリア』 本の雑誌社 2200円+税 1966年東京生まれ、ノンフィクション作家。早稲田大学探検部時代に『幻獣ムベンベを追え』(現在集英社文庫)でデビュー。2006年…

週刊 奥の院 2.23

■ 高野秀行 『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国国家ソマリア』 本の雑誌社 2200円+税 1966年東京生まれ、ノンフィクション作家。早稲田大学探検部時代に『幻獣ムベンベを追え』(現在集英社文庫)でデビュー。2006年…

週刊 奥の院 2.22

今週のもっと奥まで〜 ■ 桜木紫乃 『ホテルローヤル』 集英社 1400円+税 北国のラブホテルを舞台に男と女の物語。 恋人に投稿ヌード写真撮影される女。貧乏住職妻の「奉仕」。親と同居夫婦の二人の時間。親に家出された女子高校生と妻に浮気された教師…

週刊 奥の院 2.22

今週のもっと奥まで〜 ■ 桜木紫乃 『ホテルローヤル』 集英社 1400円+税 北国のラブホテルを舞台に男と女の物語。 恋人に投稿ヌード写真撮影される女。貧乏住職妻の「奉仕」。親と同居夫婦の二人の時間。親に家出された女子高校生と妻に浮気された教師…

週刊 奥の院 2.21

◆ 岩波文庫から ■ 紅野敏郎他編 『日本近代短篇小説選 明治篇2』 900円+税 夏目漱石『倫敦塔』 寺田寅彦『団栗』 大塚楠緒子『上下』 正宗白鳥『塵埃』 田山花袋『一兵卒』 徳田修声『二老婆』 他 島崎藤村、永井荷風、志賀直哉、谷崎潤一郎 …… 解説(…

週刊 奥の院 2.21

◆ 岩波文庫から ■ 紅野敏郎他編 『日本近代短篇小説選 明治篇2』 900円+税 夏目漱石『倫敦塔』 寺田寅彦『団栗』 大塚楠緒子『上下』 正宗白鳥『塵埃』 田山花袋『一兵卒』 徳田修声『二老婆』 他 島崎藤村、永井荷風、志賀直哉、谷崎潤一郎 …… 解説(…

週刊 奥の院 2.20

■ 平野芳信 『食べる日本近現代文学史』 光文社新書 740円+税 著者は1954年兵庫県生まれ。山口大学人文学部教授、日本近現代文学専攻。著書、『村上春樹と《最初の夫の死ぬ物語》』(翰林書房)、『韓流百年の日本語文学』(人文書院)他。 《食》の…

週刊 奥の院 2.20

■ 平野芳信 『食べる日本近現代文学史』 光文社新書 740円+税 著者は1954年兵庫県生まれ。山口大学人文学部教授、日本近現代文学専攻。著書、『村上春樹と《最初の夫の死ぬ物語》』(翰林書房)、『韓流百年の日本語文学』(人文書院)他。 《食》の…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】クマキ ■ 伊藤比呂美 『閉経記』 中央公論新社 1400円+税 身も蓋もない赤裸々な表現、だが……。 詩人。『良いおっぱい 悪いおっぱい』『おなか ほっぺ おしり』(共に中公文庫)など女性の心と体と人生についてのエッセイも好評。 本文各冒頭に…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】クマキ ■ 伊藤比呂美 『閉経記』 中央公論新社 1400円+税 身も蓋もない赤裸々な表現、だが……。 詩人。『良いおっぱい 悪いおっぱい』『おなか ほっぺ おしり』(共に中公文庫)など女性の心と体と人生についてのエッセイも好評。 本文各冒頭に…

週刊 奥の院 2.18

■ 『望星』 3月号 東海教育研究所発行 東海大学出版会発売 552円+税 特集 震災2年、東北からの声 対談 赤坂憲雄×土方正志 僕たちは何を見てきたか。 記者座談会 福島民報×岩手日報×河北新報 地元紙の記者が語る、被災地の現在 詩歌が伝える記憶 和合亮…

週刊 奥の院 2.18

■ 『望星』 3月号 東海教育研究所発行 東海大学出版会発売 552円+税 特集 震災2年、東北からの声 対談 赤坂憲雄×土方正志 僕たちは何を見てきたか。 記者座談会 福島民報×岩手日報×河北新報 地元紙の記者が語る、被災地の現在 詩歌が伝える記憶 和合亮…

週刊 奥の院 2.17

■ 井上理津子『名物「本屋さん」をゆく』 宝島SUGOI文庫 600円+税 『さいごの色街 飛田』の井上理津子が、東京都都内の新刊書店・古書店・セレクトショップ・ブックバー60ヵ所を紹介する。 井上が求める本屋は、 例えば、洋服を買いに行くと、店員さん…

週刊 奥の院 2.17

■ 井上理津子『名物「本屋さん」をゆく』 宝島SUGOI文庫 600円+税 『さいごの色街 飛田』の井上理津子が、東京都都内の新刊書店・古書店・セレクトショップ・ブックバー60ヵ所を紹介する。 井上が求める本屋は、 例えば、洋服を買いに行くと、店員さん…

週刊 奥の院 2.16

■ 『佐高信のお墓紀行 101人の墓碑銘』 光文社知恵の森文庫 743円+税 12月に出てました。 『週刊金曜日』連載に、他社絶版文庫の文章を加える。 佐高は20歳の頃、芥川龍之介の墓に通った。学生寮の近くだった。芥川の『侏儒の言葉』の一節に惹か…

週刊 奥の院 2.16

■ 『佐高信のお墓紀行 101人の墓碑銘』 光文社知恵の森文庫 743円+税 12月に出てました。 『週刊金曜日』連載に、他社絶版文庫の文章を加える。 佐高は20歳の頃、芥川龍之介の墓に通った。学生寮の近くだった。芥川の『侏儒の言葉』の一節に惹か…

週刊 奥の院 2.15

今週のもっと奥まで〜 ■ 南綾子 『マサヒコを思い出せない』 幻冬舎文庫 648円+税 つかの間、マサヒコと交わった6人の女性たち。ルックスがよくて自惚れ屋で自分勝手。彼女たちは彼を捨てることで新しい人生の一歩を踏み出す。 智巳(ともみ)24歳、…

週刊 奥の院 2.15

今週のもっと奥まで〜 ■ 南綾子 『マサヒコを思い出せない』 幻冬舎文庫 648円+税 つかの間、マサヒコと交わった6人の女性たち。ルックスがよくて自惚れ屋で自分勝手。彼女たちは彼を捨てることで新しい人生の一歩を踏み出す。 智巳(ともみ)24歳、…

週刊 奥の院 2.14

■ 思想の科学研究会 編 『共同研究 転向 5 戦後篇 上』 平凡社東洋文庫 3400円+税 第一章 昭和二十年、二十七年を中心とする転向の状況 ……藤田省三 第二章 国家主義者 右翼運動家――津久井龍雄・穂積五一・石川準十郎 ……判沢弘 教育者の転向――東井義雄 …

週刊 奥の院 2.14

■ 思想の科学研究会 編 『共同研究 転向 5 戦後篇 上』 平凡社東洋文庫 3400円+税 第一章 昭和二十年、二十七年を中心とする転向の状況 ……藤田省三 第二章 国家主義者 右翼運動家――津久井龍雄・穂積五一・石川準十郎 ……判沢弘 教育者の転向――東井義雄 …