2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸クマキ】 ■ ブレンダン・オキャロル 伊達淳 訳 『チズラーズ』 恵光社 1600円+税 著者はアイルランドの作家・俳優・ラジオプロデューサー。2003年『マミー』(白水社、訳者も同じ)の続編。1970年代ダブリン、事故で夫を亡くしたアグネス…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸クマキ】 ■ ブレンダン・オキャロル 伊達淳 訳 『チズラーズ』 恵光社 1600円+税 著者はアイルランドの作家・俳優・ラジオプロデューサー。2003年『マミー』(白水社、訳者も同じ)の続編。1970年代ダブリン、事故で夫を亡くしたアグネス…

週刊 奥の院 5.30

■ 池内紀『作家のへその緒』 新潮社 1700円+税 12人の作家・詩人の原点=へその緒を解明する。深海魚がその環境によって独特の魚身になったように、作家たちに、はたして何が生じ、何が激しい水圧となったのか、物語や詩歌の誕生を促したものは、何だ…

週刊 奥の院 5.30

■ 池内紀『作家のへその緒』 新潮社 1700円+税 12人の作家・詩人の原点=へその緒を解明する。深海魚がその環境によって独特の魚身になったように、作家たちに、はたして何が生じ、何が激しい水圧となったのか、物語や詩歌の誕生を促したものは、何だ…

『女子の古本屋』(岡崎武志さん著・ちくま文庫)刊行記念イベント

■『女子の古本屋』による「女子の古本市」 『女子の古本屋』は、筑摩書房のPR誌『ちくま』に「古本屋は女に向いた職業」のタイトルで連載され、2008年に刊行されました。女性店主の素顔と開業までのエピソードを紹介した本書は、岡崎武志さんの古本ライター…

おっさん アホか通信

また、「おっさん アホか」。 私は、エエカゲンでズボラでオッチョコチョイで、手抜きでヤッツケ仕事で、どうしようもない人間です。エラソウに本を紹介しながら、ウカツ・ソコツ・大オマヌケでございます。 クラフト・エヴィング商會『おかしな本棚』を,ザ…

おっさん アホか通信

また、「おっさん アホか」。 私は、エエカゲンでズボラでオッチョコチョイで、手抜きでヤッツケ仕事で、どうしようもない人間です。エラソウに本を紹介しながら、ウカツ・ソコツ・大オマヌケでございます。 クラフト・エヴィング商會『おかしな本棚』を,ザ…

週刊 奥の院 5.27

■内澤旬子 『世界屠畜紀行』 角川文庫 857円+税 2007年、解放出版社刊。 この本の底流に流れている問題意識は、みんな肉を食べているのに、なぜ動物を屠畜する人を差別し、忌避するのだろうかという、誰でも抱くごくあたりまえの疑問である。……この…

週刊 奥の院 5.28

■ 鈴木創士 『一人っきりの戦争機械 文学芸術全方位論集』 青土社 2400円+税 在野のフランス文学者、神戸在住。 ○ ランボー 一人っきりの戦争機械 ○ はぐれた肉体 六八年と土方巽 ○ どこにもない都から――詩人・谷川雁 ○ かくれんぼ――寺山修司 ○ ジャン…

週刊 奥の院 5.27

■内澤旬子 『世界屠畜紀行』 角川文庫 857円+税 2007年、解放出版社刊。 この本の底流に流れている問題意識は、みんな肉を食べているのに、なぜ動物を屠畜する人を差別し、忌避するのだろうかという、誰でも抱くごくあたりまえの疑問である。……この…

週刊 奥の院 5.28

■ 鈴木創士 『一人っきりの戦争機械 文学芸術全方位論集』 青土社 2400円+税 在野のフランス文学者、神戸在住。 ○ ランボー 一人っきりの戦争機械 ○ はぐれた肉体 六八年と土方巽 ○ どこにもない都から――詩人・谷川雁 ○ かくれんぼ――寺山修司 ○ ジャン…

上林暁傑作小説集『星を撒いた街』(夏葉社)先行販売のお知らせ

6月25日(土)に、岡崎武志さん『女子の古本屋』(ちくま文庫)の刊行を記念して、トークイベント「女子と男子のための古本屋開業講座」を開催します。ゲストには、「古書 善行堂」の山本善行さん、「古本 徒然舎」の廣瀬由布さんをお迎えします。 さらに会場…

『女子の古本屋』(岡崎武志さん著・ちくま文庫)刊行記念イベント

■『女子の古本屋』による「女子の古本市」 『女子の古本屋』は、筑摩書房のPR誌『ちくま』に「古本屋は女に向いた職業」のタイトルで連載され、2008年に刊行されました。女性店主の素顔と開業までのエピソードを紹介した本書は、岡崎武志さんの古本ライター…

週刊 奥の院

■ 織田作之助著 要麗之介編・解説 『俗臭 織田作之助【初出】作品集』 インパクト出版会 2800円+税 収録作品: 雨 俗臭 放浪 わが町 四つの都 すべて、初出誌『海風』(同人誌)を底本にしている。本書はなぜ【初出】にこだわるのか。 単行本収録の際、…

週刊 奥の院

■ 織田作之助著 要麗之介編・解説 『俗臭 織田作之助【初出】作品集』 インパクト出版会 2800円+税 収録作品: 雨 俗臭 放浪 わが町 四つの都 すべて、初出誌『海風』(同人誌)を底本にしている。本書はなぜ【初出】にこだわるのか。 単行本収録の際、…

6/25(土) 岡崎武志さんトークイベント

※満席となりました。ありがとうございました。 ※立ち見となりますが、追加で10名の募集をさせていただきます。■『女子の古本屋』(ちくま文庫)刊行記念 岡崎武志さんトークイベント「女子と男子のための古本屋開業講座」 ゲスト:山本善行さん(古書 善行堂) …

週刊 奥の院

■ 出久根達郎 『古本歳時記 俳句つれづれ草』 河出書房新社 1600円+税 『俳句研究』連載「一句萬象」(2002.1月号〜04.11月号)から。 季節の俳句と身辺を綴るエッセイ。 あとがき「古本屋の意地」。 句は、 「麦秋や書架にあまりし文庫本 …

週刊 奥の院

■ 出久根達郎 『古本歳時記 俳句つれづれ草』 河出書房新社 1600円+税 『俳句研究』連載「一句萬象」(2002.1月号〜04.11月号)から。 季節の俳句と身辺を綴るエッセイ。 あとがき「古本屋の意地」。 句は、 「麦秋や書架にあまりし文庫本 …

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸クマキ】地元関係者2名。■ 高殿円 『トッカンVS勤労商工会』 早川書房 1600円+税 税務署特別国税徴収官(トッカン)と税金滞納者との抱腹絶倒の戦い。 著者は1976年兵庫県出身、2000年角川学園小説大賞受賞。 ■ 拓未司 『恋の病は食前に…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸クマキ】地元関係者2名。■ 高殿円 『トッカンVS勤労商工会』 早川書房 1600円+税 税務署特別国税徴収官(トッカン)と税金滞納者との抱腹絶倒の戦い。 著者は1976年兵庫県出身、2000年角川学園小説大賞受賞。 ■ 拓未司 『恋の病は食前に…

週刊 奥の院

■ 『文藝別冊 中上健次』 河出書房新社 1200円+税 2002年刊行の増補版。来年が没後20年になる。遺作『軽蔑』が映画化、6月公開。 【増補】されたのは、 「廣木隆一監督インタヴュー 映画『軽蔑』を語る」 「単行本未収録インタヴュー 週刊現代7…

週刊 奥の院

■ 『文藝別冊 中上健次』 河出書房新社 1200円+税 2002年刊行の増補版。来年が没後20年になる。遺作『軽蔑』が映画化、6月公開。 【増補】されたのは、 「廣木隆一監督インタヴュー 映画『軽蔑』を語る」 「単行本未収録インタヴュー 週刊現代7…

週刊 奥の院

◇「メディアファクトリー」と好みが合うとは気がつかなんだ。これまでも何冊か紹介はしましたが、今回一挙4冊。1.遠藤千咲 『出社が楽しくなる! ごきげん お仕事術☆』 1100円+税 働く女子のための“ごきげんテク45”。千咲ちゃんはオモチャの「タカ…

週刊 奥の院

◇「メディアファクトリー」と好みが合うとは気がつかなんだ。これまでも何冊か紹介はしましたが、今回一挙4冊。1.遠藤千咲 『出社が楽しくなる! ごきげん お仕事術☆』 1100円+税 働く女子のための“ごきげんテク45”。千咲ちゃんはオモチャの「タカ…

週刊 奥の院

◇荻上チキ 1.『セックスメディア30年史』 ちくま新書 820円+税 2.『検証 東日本大震災の流言・デマ』 光文社新書 740円+税 著者、1981年生まれ、評論家・編集者、メールマガジン「αSYNODOS」編集長。1.1980年代から2010…

週刊 奥の院

◇荻上チキ 1.『セックスメディア30年史』 ちくま新書 820円+税 2.『検証 東日本大震災の流言・デマ』 光文社新書 740円+税 著者、1981年生まれ、評論家・編集者、メールマガジン「αSYNODOS」編集長。1.1980年代から2010…

週刊 奥の院

■沖森卓也・笹原宏之・常盤智子・山本真吾 『図解 日本の文字』 三省堂 2000円+税 表意文字=漢字。起源、書体、字体、部首、音訓……。 表音文字=仮名。ひらがな、カタカナ、万葉仮名。 ローマ字も使う。ローマ字の歴史、綴りの変遷の説明だけでもたい…

週刊 奥の院

■沖森卓也・笹原宏之・常盤智子・山本真吾 『図解 日本の文字』 三省堂 2000円+税 表意文字=漢字。起源、書体、字体、部首、音訓……。 表音文字=仮名。ひらがな、カタカナ、万葉仮名。 ローマ字も使う。ローマ字の歴史、綴りの変遷の説明だけでもたい…

6/25(土) 岡崎武志さんトークイベント

※定員残り10名となっています。■『女子の古本屋』(ちくま文庫)刊行記念 岡崎武志さんトークイベント「女子と男子のための古本屋開業講座」 ゲスト:山本善行さん(古書 善行堂) 広瀬由布さん(古本 徒然舎)『女子の古本屋』(ちくま文庫)の刊行を記念し、著者の…

週刊 奥の院

■BRUTUS 6/1号 「スタイルのある全国の本屋200店」 マガジンハウス 600円+税 わざわざ本屋に行って、本を買うのですか? わざわざ本屋に行って、本を見たり、触ったり、買ったり、僕らは本屋好き。 http://magazineworld.jp/brutus/709/ 新…