2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊 奥の院 4.30

■ 『en‐taxi』Vol.38 扶桑社 819円+税 特集 上京・東京・懐郷 郄山文彦 帰ってくる 柴崎友香 巨樹の街で 鴻上尚史 東京へ 佐々木幹郎 猫とともに「都落ち」 山本一力 うっかり気を抜くと 他 『上京する文學』(新日本出版社)の著者、岡崎武志は「出久根…

週刊 奥の院 4.30

■ 『en‐taxi』Vol.38 扶桑社 819円+税 特集 上京・東京・懐郷 郄山文彦 帰ってくる 柴崎友香 巨樹の街で 鴻上尚史 東京へ 佐々木幹郎 猫とともに「都落ち」 山本一力 うっかり気を抜くと 他 『上京する文學』(新日本出版社)の著者、岡崎武志は「出久根…

週刊 奥の院 4.29

■ 『こころ』Vol.12 平凡社 800円+税 特集 自伝・評伝を愉しむ――「人間」を読むこと、書くこと―― 対談 西木正明+梯久美子 「人間」を描くということ――小説とノンフィクションのあいだ 実在の人物のことを書く――プライバシーに踏み込むこと。 (西)……自…

週刊 奥の院 4.29

■ 『こころ』Vol.12 平凡社 800円+税 特集 自伝・評伝を愉しむ――「人間」を読むこと、書くこと―― 対談 西木正明+梯久美子 「人間」を描くということ――小説とノンフィクションのあいだ 実在の人物のことを書く――プライバシーに踏み込むこと。 (西)……自…

週刊 奥の院 4.28

■ 柳家喬太郎 『落語こてんパン』 ちくま文庫 780円+税 古典も新作も面白い。1963年東京生まれ。大学卒業後、書店員という経歴。89年柳家さん喬に入門。2000年真打昇進。 本書は古典落語50席を語るエッセイ。季節に合わせた作品の解説とエピ…

週刊 奥の院 4.28

■ 柳家喬太郎 『落語こてんパン』 ちくま文庫 780円+税 古典も新作も面白い。1963年東京生まれ。大学卒業後、書店員という経歴。89年柳家さん喬に入門。2000年真打昇進。 本書は古典落語50席を語るエッセイ。季節に合わせた作品の解説とエピ…

週刊 奥の院 4.27

■ 『人類滅亡を避ける道 関野吉晴対論集』 東海教育研究所 東海大学出版会 1800円+税 関野は探検家で医師。人類がどこで誕生し、なぜどのように移動、拡散、適応していったかを探る旅〈グレートジャーニー〉他、自然と一体になって暮らす人々と生活を共…

週刊 奥の院 4.27

■ 『人類滅亡を避ける道 関野吉晴対論集』 東海教育研究所 東海大学出版会 1800円+税 関野は探検家で医師。人類がどこで誕生し、なぜどのように移動、拡散、適応していったかを探る旅〈グレートジャーニー〉他、自然と一体になって暮らす人々と生活を共…

週刊 奥の院 4.26

今週のもっと奥まで〜 ■ 千草忠夫 『闇への供物 1』 ベストセラーズ文庫 924円+税 生年月日、経歴不明。複数のペンネームでSM小説を書き続けた。95年死去。本作品は大長編、文庫全5冊の予定。 北国の城下町、名門女子学園の不正入学をめぐり、純真…

週刊 奥の院 4.26

今週のもっと奥まで〜 ■ 千草忠夫 『闇への供物 1』 ベストセラーズ文庫 924円+税 生年月日、経歴不明。複数のペンネームでSM小説を書き続けた。95年死去。本作品は大長編、文庫全5冊の予定。 北国の城下町、名門女子学園の不正入学をめぐり、純真…

月末水曜2Fゴット朝礼

売れ行き良好海事書 ■ 高槻和宏 『ヨット百科』 舵社 2200円+税 製造、修理、回航、レース、クルージングなどなど、ヨットの専門家。雑誌『Kazi』連載。 1. ヨットとはなんなのか 2. 艤装 基本はロープ …… 3. セーリング まずは直進から …… 4. …

月末水曜2Fゴット朝礼

売れ行き良好海事書 ■ 高槻和宏 『ヨット百科』 舵社 2200円+税 製造、修理、回航、レース、クルージングなどなど、ヨットの専門家。雑誌『Kazi』連載。 1. ヨットとはなんなのか 2. 艤装 基本はロープ …… 3. セーリング まずは直進から …… 4. …

週刊 奥の院 4.24

■ 小林凛 『ランドセル俳人の五・七・五』 ブックマン社 1200円+税 2001年5月大阪生まれ、不登校男子の句集。俳号は、幼稚園のときに知った小林一茶にちなむ。 未熟児で生まれ、病弱で運動能力も劣る。少しのケガが命取りになる。入学してすぐに暴…

週刊 奥の院 4.24

■ 小林凛 『ランドセル俳人の五・七・五』 ブックマン社 1200円+税 2001年5月大阪生まれ、不登校男子の句集。俳号は、幼稚園のときに知った小林一茶にちなむ。 未熟児で生まれ、病弱で運動能力も劣る。少しのケガが命取りになる。入学してすぐに暴…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 高階杞一(たかしなきいち) 『早く家(うち)へ帰りたい』 夏葉社 1800円+税 詩人、1951年大阪生まれ、神戸在住。『キリンの洗濯』H氏賞、『いつか別れの日のために』三好達治賞。本書は1995年偕成社より刊行したものを復刊…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 高階杞一(たかしなきいち) 『早く家(うち)へ帰りたい』 夏葉社 1800円+税 詩人、1951年大阪生まれ、神戸在住。『キリンの洗濯』H氏賞、『いつか別れの日のために』三好達治賞。本書は1995年偕成社より刊行したものを復刊…

週刊 奥の院 4.22

■ 碧野圭 『書店ガール2 最強のふたり』 PHP文芸文庫 667円+税 ほったらかしであった。 初め「最凶」と変換。「最凶のふたり」なら黒川博行の“大阪ハードボイルド”になってしまう。 さて、「最強」コンビ、理子と亜紀、吉祥寺に出店した大手書店に転職…

週刊 奥の院 4.22

■ 碧野圭 『書店ガール2 最強のふたり』 PHP文芸文庫 667円+税 ほったらかしであった。 初め「最凶」と変換。「最凶のふたり」なら黒川博行の“大阪ハードボイルド”になってしまう。 さて、「最強」コンビ、理子と亜紀、吉祥寺に出店した大手書店に転職…

週刊 奥の院 4.21

■ 加藤郁乎編 『荷風俳句集』 岩波文庫 940円+税 自選 荷風百句 俳句 狂歌 小唄他 漢詩 随筆 写真と俳句 〔注解〕〔解題〕 池澤一郎 〔解説〕 加藤郁乎 初句索引「自選 荷風百句」より。 28 行春やゆるむ鼻緒の日和下駄 ゆくはるや ゆるむはなをの ひ…

週刊 奥の院 4.21

■ 加藤郁乎編 『荷風俳句集』 岩波文庫 940円+税 自選 荷風百句 俳句 狂歌 小唄他 漢詩 随筆 写真と俳句 〔注解〕〔解題〕 池澤一郎 〔解説〕 加藤郁乎 初句索引「自選 荷風百句」より。 28 行春やゆるむ鼻緒の日和下駄 ゆくはるや ゆるむはなをの ひ…

週刊 奥の院 4.20

■ 宮田珠己 『おかしなジパング図版帖 モンタヌスが描いた驚異の王国』 パイインターナショナル 1900円+税 冒頭で宮田が引くのは、1885年に来日したフランス人作家ピエール・ロチ『お菊さん』(白水社版、1952年、根津憲三訳)の一節。長崎の港…

週刊 奥の院 4.20

■ 宮田珠己 『おかしなジパング図版帖 モンタヌスが描いた驚異の王国』 パイインターナショナル 1900円+税 冒頭で宮田が引くのは、1885年に来日したフランス人作家ピエール・ロチ『お菊さん』(白水社版、1952年、根津憲三訳)の一節。長崎の港…

週刊 奥の院 4.19

■ 澁谷知美 『立身出世と下半身 男子学生の性的身体の管理の歴史』 洛北出版 2600円+税 1972年生まれ、東京経済大学准教授、教育社会学、社会学。著書、『日本の童貞』(文春新書)、『平成オトコ塾」(筑摩)他。 高校生ぐらいの少年にたいして、…

週刊 奥の院 4.19

■ 澁谷知美 『立身出世と下半身 男子学生の性的身体の管理の歴史』 洛北出版 2600円+税 1972年生まれ、東京経済大学准教授、教育社会学、社会学。著書、『日本の童貞』(文春新書)、『平成オトコ塾」(筑摩)他。 高校生ぐらいの少年にたいして、…

週刊 奥の院 4.18

■ エリック・バーコウィッツ 林啓恵・吉嶺英美訳 『性と懲罰の歴史』 原書房 3200円+税 著者、サンフランシスコ在住、作家、弁護士で法律専門新聞編集者。法律家の立場から「性と法律」について考える。 たとえば、ある地域の部族に特有の因習とか道徳…

週刊 奥の院 4.18

■ エリック・バーコウィッツ 林啓恵・吉嶺英美訳 『性と懲罰の歴史』 原書房 3200円+税 著者、サンフランシスコ在住、作家、弁護士で法律専門新聞編集者。法律家の立場から「性と法律」について考える。 たとえば、ある地域の部族に特有の因習とか道徳…

週刊 奥の院 4.17

■ 中村圭子 編著 『魔性の女挿絵集(イラストレーション) 大正〜昭和初期の文学に登場した妖艶な悪女たち』 河出書房新社 1600円+税 4.4〜6.30 「魔性の女 挿絵(イラストレーション)展」 東京弥生美術館 http://:title= http://www.yayoi-yum…

週刊 奥の院 4.17

■ 中村圭子 編著 『魔性の女挿絵集(イラストレーション) 大正〜昭和初期の文学に登場した妖艶な悪女たち』 河出書房新社 1600円+税 4.4〜6.30 「魔性の女 挿絵(イラストレーション)展」 東京弥生美術館 http://:title= http://www.yayoi-yum…

月曜朝礼新刊紹介

【雑誌】 アカヘル ■ 文藝別冊 『総特集 木皿泉(きざらいずみ) 物語る夫婦の脚本(これまで)と小説(これから)』 河出書房新社 1200円+税 「木皿泉」、脚本家、夫婦で共同執筆、夫・和泉努、妻・妻鹿年季子。神戸在住。 「新・やっぱり猫が好き」(…

月曜朝礼新刊紹介

【雑誌】 アカヘル ■ 文藝別冊 『総特集 木皿泉(きざらいずみ) 物語る夫婦の脚本(これまで)と小説(これから)』 河出書房新社 1200円+税 「木皿泉」、脚本家、夫婦で共同執筆、夫・和泉努、妻・妻鹿年季子。神戸在住。 「新・やっぱり猫が好き」(…