2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

月曜朝礼 新刊紹介

【雑誌】&【芸能】 アカヘル ■ 『芸術新潮』12月号 特集 高峰秀子の旅と本棚 新潮社 1333円+税 没後1周年、秘蔵写真満載。http://www.shinchosha.co.jp/geishin/newest/ グラフ、年譜、旅篇「二人三脚カタツムリ旅行」、本棚篇「愛した本と偉大なゴ…

月曜朝礼 新刊紹介

【雑誌】&【芸能】 アカヘル ■ 『芸術新潮』12月号 特集 高峰秀子の旅と本棚 新潮社 1333円+税 没後1周年、秘蔵写真満載。http://www.shinchosha.co.jp/geishin/newest/ グラフ、年譜、旅篇「二人三脚カタツムリ旅行」、本棚篇「愛した本と偉大なゴ…

週刊 奥の院 11.29

◇ 鶴見俊輔さんの新刊。 ■ 鶴見俊輔・小田実 『オリジンから考える』 岩波書店 1900円+税 小田実が生きていたら……という想定で架空対談「小田実との対話」。 ――小田さんは、生きているうちに私を殺していますね。 小田 そうだったかな。 『終わらない旅…

週刊 奥の院 11.29

◇ 鶴見俊輔さんの新刊。 ■ 鶴見俊輔・小田実 『オリジンから考える』 岩波書店 1900円+税 小田実が生きていたら……という想定で架空対談「小田実との対話」。 ――小田さんは、生きているうちに私を殺していますね。 小田 そうだったかな。 『終わらない旅…

週刊 奥の院 11.28

■ 安住洋子 『春告げ坂 小石川診療記』 新潮社 1700円+税 主人公は小石川養生所の医師高橋淳之祐。彼が幼少の頃、実父は上役の不始末の身代わりになって切腹、母も亡くなる。5歳の時町医者の養子になる。大切に育てられ、二十歳で養生所の見習い医師に…

週刊 奥の院 11.28

■ 安住洋子 『春告げ坂 小石川診療記』 新潮社 1700円+税 主人公は小石川養生所の医師高橋淳之祐。彼が幼少の頃、実父は上役の不始末の身代わりになって切腹、母も亡くなる。5歳の時町医者の養子になる。大切に育てられ、二十歳で養生所の見習い医師に…

週刊 奥の院 11.27

■ 高橋源一郎 『恋する原発』 講談社 1600円+税 我々は この度の震災で被災した皆さんを 全力で支援します 頑張れ、ニッポン ニッポンはひとつ 我々もニッポン人で 我々は、この作品の売り上げをすべて、 被災者の皆さんに寄付します チャリティAV 恋…

週刊 奥の院 11.27

■ 高橋源一郎 『恋する原発』 講談社 1600円+税 我々は この度の震災で被災した皆さんを 全力で支援します 頑張れ、ニッポン ニッポンはひとつ 我々もニッポン人で 我々は、この作品の売り上げをすべて、 被災者の皆さんに寄付します チャリティAV 恋…

週刊 奥の院 11.26

■ 佐野眞一 『怪優伝 三國連太郎・死ぬまで演じつづけること』 講談社 1700円+税『釣りバカ日誌』の人のいい社長役を思い浮かべるが、私のイメージでは“悪役”。 本書は2010年10月におこなわれたインタビュー。4日連続三國の自宅で映画DVDを見…

週刊 奥の院 11.26

■ 佐野眞一 『怪優伝 三國連太郎・死ぬまで演じつづけること』 講談社 1700円+税『釣りバカ日誌』の人のいい社長役を思い浮かべるが、私のイメージでは“悪役”。 本書は2010年10月におこなわれたインタビュー。4日連続三國の自宅で映画DVDを見…

週刊 奥の院 11.25

◇ 今週のもっと奥まで〜 ■ 『愛するキモチ ハーレクイン・チャリティ短編集』 ハーレクイン 333円+税 女性に支えられてきたハーレクイン社が「この困難にできること」を、とチャリティ企画。本書の収益全額を被災地の女性・妊産婦に寄付。それぞれができ…

週刊 奥の院 11.25

◇ 今週のもっと奥まで〜 ■ 『愛するキモチ ハーレクイン・チャリティ短編集』 ハーレクイン 333円+税 女性に支えられてきたハーレクイン社が「この困難にできること」を、とチャリティ企画。本書の収益全額を被災地の女性・妊産婦に寄付。それぞれができ…

週刊 奥の院 11.24

■ 上田康介 著 小佐田定雄 監修 『桂吉朝夢ばなし 吉朝庵』 淡交社 2500円+税 七回忌。 付録に落語2本入りCD。 著者は吉朝さんの長男、82年生まれ、カメラマン。吉朝さんとご縁のあった人たちに話を訊いてまわった。家庭の父の顔(大変おもろい親…

週刊 奥の院 11.24

■ 上田康介 著 小佐田定雄 監修 『桂吉朝夢ばなし 吉朝庵』 淡交社 2500円+税 七回忌。 付録に落語2本入りCD。 著者は吉朝さんの長男、82年生まれ、カメラマン。吉朝さんとご縁のあった人たちに話を訊いてまわった。家庭の父の顔(大変おもろい親…

週刊 奥の院 11.23

■ 『読書のとびら』 岩波文庫別冊 660円+税 本好きたちによる読書のすすめ。おひとり、紹介。 ……もし、自分があと何年何ヵ月生きるということがわかったら、私はまず綿密な計画を立てて、死の間際までに読破すべき本のリストをつくるだろう。どの本を読…

週刊 奥の院 11.23

■ 『読書のとびら』 岩波文庫別冊 660円+税 本好きたちによる読書のすすめ。おひとり、紹介。 ……もし、自分があと何年何ヵ月生きるということがわかったら、私はまず綿密な計画を立てて、死の間際までに読破すべき本のリストをつくるだろう。どの本を読…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ ■ 高橋源一郎 『恋する原発』 講談社 1600円+税 『群像』11月号掲載前から賛否両論、話題の作品。 大震災チャリティーAVを作る男たち。 「世界の非情を前に無力な人間ができるのは、唯一、笑うことだ。」 残念ながら当店入荷1冊、…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ ■ 高橋源一郎 『恋する原発』 講談社 1600円+税 『群像』11月号掲載前から賛否両論、話題の作品。 大震災チャリティーAVを作る男たち。 「世界の非情を前に無力な人間ができるのは、唯一、笑うことだ。」 残念ながら当店入荷1冊、…

週刊 奥の院 10.21

■ 『大阪人』 2012・1月号 大阪都市工学情報センター 648円+税 特集 鉄道王国・大阪 大阪トレイン“絶景”レビュー 各路線の“絶景” 大阪鉄道ジャーナル 鉄道芸術祭、交通博物館、鉄道模型作家、鉄ちゃんの聖地「旭屋書店本店 7階」 鉄道王国・大阪の…

週刊 奥の院 10.21

■ 『大阪人』 2012・1月号 大阪都市工学情報センター 648円+税 特集 鉄道王国・大阪 大阪トレイン“絶景”レビュー 各路線の“絶景” 大阪鉄道ジャーナル 鉄道芸術祭、交通博物館、鉄道模型作家、鉄ちゃんの聖地「旭屋書店本店 7階」 鉄道王国・大阪の…

週刊 奥の院 11.20

平凡社新書 ■ 武光誠 『平清盛 天皇に翻弄された平氏一族』 760円+税 例年のことですが、NHK大河ドラマ関連本がゾクゾクと出ています。 本書は、平安時代末の経済の急速な発展――農業技術進歩、農地開発――と平氏の繁栄、さらに日宋貿易による商業振興…

週刊 奥の院 11.20

平凡社新書 ■ 武光誠 『平清盛 天皇に翻弄された平氏一族』 760円+税 例年のことですが、NHK大河ドラマ関連本がゾクゾクと出ています。 本書は、平安時代末の経済の急速な発展――農業技術進歩、農地開発――と平氏の繁栄、さらに日宋貿易による商業振興…

週刊 奥の院 11.19

■ 栗田明子 『海の向こうに本を届ける 著作権輸出への道』 晶文社 2400円+税 装幀 クラフトエヴィング商會 著者は甲南女子高校卒業。商社、出版社を経て、著作権代理店に勤める。81年独立、ケルンを本拠に日本の本を紹介。84年日本著作権輸出センタ…

週刊 奥の院 11.19

■ 栗田明子 『海の向こうに本を届ける 著作権輸出への道』 晶文社 2400円+税 装幀 クラフトエヴィング商會 著者は甲南女子高校卒業。商社、出版社を経て、著作権代理店に勤める。81年独立、ケルンを本拠に日本の本を紹介。84年日本著作権輸出センタ…

週刊 奥の院 11.18

今週のもっと奥まで〜 ■ 丸谷才一 『持ち重りする薔薇の花』 新潮社 1400円+税 世界的弦楽四重奏団メンバー30年の人間模様。不倫、嫉妬、裏切り……。 語り手は元経団連会長、アメリカ赴任時代に彼らと知り合い、バックアップしてきた。 引用部分は、N…

週刊 奥の院 11.18

今週のもっと奥まで〜 ■ 丸谷才一 『持ち重りする薔薇の花』 新潮社 1400円+税 世界的弦楽四重奏団メンバー30年の人間模様。不倫、嫉妬、裏切り……。 語り手は元経団連会長、アメリカ赴任時代に彼らと知り合い、バックアップしてきた。 引用部分は、N…

週刊 奥の院 11.17

■ 北沢夏音 『Get back,SUB あるリトルマガジンの魂』 本の雑誌社 2800円+税 http://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860112226.html 1970年から80年代初めにかけて、神戸で最先端の欧米文化を紹介する雑誌を編集・発行している人物が…

週刊 奥の院 11.17

■ 北沢夏音 『Get back,SUB あるリトルマガジンの魂』 本の雑誌社 2800円+税 http://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860112226.html 1970年から80年代初めにかけて、神戸で最先端の欧米文化を紹介する雑誌を編集・発行している人物が…

週刊 奥の院 11.16

◇文庫 ■ 大竹聡 『酒呑まれ』 ちくま文庫 840円+税 なぎら健壱さんが「酒飲まれ」と呼ぶその人は『酒とつまみ』編集長=著者。 著者曰く はっきりとこう書いていただいて校正刷りを見たとき、確かにその通りだと膝を打った。…… その頃の私はほぼ十年にわ…

週刊 奥の院 11.16

◇文庫 ■ 大竹聡 『酒呑まれ』 ちくま文庫 840円+税 なぎら健壱さんが「酒飲まれ」と呼ぶその人は『酒とつまみ』編集長=著者。 著者曰く はっきりとこう書いていただいて校正刷りを見たとき、確かにその通りだと膝を打った。…… その頃の私はほぼ十年にわ…