2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

<新聞>が好きで、株式面以外はくまなく読みます。ひょっとして本より新聞の方が好きかも……。神戸の本屋の店員なので、購読紙は地元紙「神戸新聞」。そして、阪神が気持ちええ勝ち方した翌日に駅売店で買うスポーツ新聞は、神戸新聞の僚紙「デイリースポー…

<新聞>が好きで、株式面以外はくまなく読みます。ひょっとして本より新聞の方が好きかも……。神戸の本屋の店員なので、購読紙は地元紙「神戸新聞」。そして、阪神が気持ちええ勝ち方した翌日に駅売店で買うスポーツ新聞は、神戸新聞の僚紙「デイリースポー…

雑記 毎日ボーっと……。

しばらく更新できていないのは、誰のせい? 私? ネタ切れもあるが、担当原稿が進まず息苦しい。よって、ブログまで手が回らぬ。 それでも、イチビリの私が書かねばなりませぬ。私のノルマ、月5回です。 ほんとはボーっとしている毎日、それでも何となく、…

神戸の本 『風見鶏 謎解きの旅』

■広瀬毅彦『風見鶏 謎解きの旅』/神戸新聞総合出版センター 1700円+税 北野町「風見鶏の館」は「旧トーマス邸」とカッコ書きされるように、ドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマスさんが初代所有者。横浜で成功した後、1902年神戸に。当初は山本通に居住…

■当店雑誌&芸能書担当“赤ヘル”北村知之――古書部担当でもある――が書評デビューしました。 神戸新聞8・16・書評欄の「ひょうご選書」に初登場です。本は、森榮枝『ミカンの歌』(編集工房ノア)。同社の全作品を読むと宣言している彼らしい選書ですが、私…

■当店雑誌&芸能書担当“赤ヘル”北村知之――古書部担当でもある――が書評デビューしました。 神戸新聞8・16・書評欄の「ひょうご選書」に初登場です。本は、森榮枝『ミカンの歌』(編集工房ノア)。同社の全作品を読むと宣言している彼らしい選書ですが、私…

■『おさがしの本は』 門井慶喜著/光文社 1600円+税 こんなタイトルの本に必ず引っかかってしまうのが本屋の性。この本が発売された7月のある日、きっと全国の文芸書担当者はじっくり中身を点検したことでしょう。 でも舞台は本屋ではなくて公共の図書館。…

■『おさがしの本は』 門井慶喜著/光文社 1600円+税 こんなタイトルの本に必ず引っかかってしまうのが本屋の性。この本が発売された7月のある日、きっと全国の文芸書担当者はじっくり中身を点検したことでしょう。 でも舞台は本屋ではなくて公共の図書館。…

■『女中譚』 中島京子著/朝日新聞社 1400円+税 出ました!久々の換骨奪胎小説。中島京子の小説の中で一ジャンルを形成する(といってもまだ3作目)のが、この換骨奪胎小説(または本歌取り小説とも)です。「FUTON」は田山花袋の「蒲団」を、「イトウの恋」…

■『女中譚』 中島京子著/朝日新聞社 1400円+税 出ました!久々の換骨奪胎小説。中島京子の小説の中で一ジャンルを形成する(といってもまだ3作目)のが、この換骨奪胎小説(または本歌取り小説とも)です。「FUTON」は田山花袋の「蒲団」を、「イトウの恋」…

日本郵船歴史博物館より新しいグッズが届きました。 船をデザインしたストラップで、黒と濃い緑の2種類です。各1000円(税込)です。 ピンバッヂの船と同じデザインです。2階の港町グッズコーナでは、新しい一筆箋、便箋を販売しております。明石市立文化博…

日本郵船歴史博物館より新しいグッズが届きました。 船をデザインしたストラップで、黒と濃い緑の2種類です。各1000円(税込)です。 ピンバッヂの船と同じデザインです。2階の港町グッズコーナでは、新しい一筆箋、便箋を販売しております。明石市立文化博…

■『左京区七夕通東入ル』 瀧羽麻子著/小学館 1600円+税 東が早稲田とすれば、西は京大ではないかと思う今日この頃。あ、これは小説家の出身大学のことなんです。早稲田は村上春樹氏はじめ大勢作家を輩出しているのですが、京大推理研出身以外でも最近の京…

■『左京区七夕通東入ル』 瀧羽麻子著/小学館 1600円+税 東が早稲田とすれば、西は京大ではないかと思う今日この頃。あ、これは小説家の出身大学のことなんです。早稲田は村上春樹氏はじめ大勢作家を輩出しているのですが、京大推理研出身以外でも最近の京…

雑記 「本の雑誌」に出てるでー。

■『本の雑誌』9月号に海文堂書店登場、と言っても脇役です。ジュンク堂新宿店の「満薗春菜仕入旅」にちょこっと紹介してもらっているのですが、まるで主役の如く写真まで出てます。しかし、アホ面ですなあ。海文堂3名+みずのわ出版社主の4人組トリオ。 …

それでも日本人は「戦争」を選んだ

■『それでも日本人は「戦争」を選んだ』 加藤陽子/朝日出版社 1700円+税 東大教授が歴史研究部の中学生と高校生15名に「近代の戦争をめぐる日本史」を、5日間講義。 最初の話は、9.11テロの新しい戦争の「かたち」から。旅客機をハイジャックしたテロリス…

それでも日本人は「戦争」を選んだ

■『それでも日本人は「戦争」を選んだ』 加藤陽子/朝日出版社 1700円+税 東大教授が歴史研究部の中学生と高校生15名に「近代の戦争をめぐる日本史」を、5日間講義。 最初の話は、9.11テロの新しい戦争の「かたち」から。旅客機をハイジャックしたテロリス…

神戸の本 『本居宣長の大東亜戦争』&『バラード神戸』

■『本居宣長の大東亜戦争』 田中康二/ぺりかん社 4800円+税 著者は1965年生まれ、神戸大学大学院で博士号、野口武彦ゼミ出身。現在、同大学院准教授。 戦時中、「本居宣長」は国粋思想の代表者としてもてはやされ、戦後の研究に暗い影を落とされている。戦…

神戸の本 『本居宣長の大東亜戦争』&『バラード神戸』

■『本居宣長の大東亜戦争』 田中康二/ぺりかん社 4800円+税 著者は1965年生まれ、神戸大学大学院で博士号、野口武彦ゼミ出身。現在、同大学院准教授。 戦時中、「本居宣長」は国粋思想の代表者としてもてはやされ、戦後の研究に暗い影を落とされている。戦…