2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊 奥の院 7.31

■ 町田康 『残響 中原中也の詩によせる言葉 machidakou sings nakaharachuya』 NHK出版 1400円+税 何年か前、中也の生誕記念だかのTV番組で案内役をしてはった。本書はNHKのウェブマガジン連載と番組「知るを楽し…

週刊 奥の院 7.31

■ 町田康 『残響 中原中也の詩によせる言葉 machidakou sings nakaharachuya』 NHK出版 1400円+税 何年か前、中也の生誕記念だかのTV番組で案内役をしてはった。本書はNHKのウェブマガジン連載と番組「知るを楽し…

週刊 奥の院7・30

■ 田中康弘 『女猟師 わたしが猟師になったワケ』 耷出版社 1500円+税 先ず、謝っておきます。本書関係者の皆様、ごめんなさい。怒らんといてください。少々(かなり)デキの悪いオツムのおっさんのボケ発言です。 私、変なんです。この本の文字、「女…

週刊 奥の院7・30

■ 田中康弘 『女猟師 わたしが猟師になったワケ』 耷出版社 1500円+税 先ず、謝っておきます。本書関係者の皆様、ごめんなさい。怒らんといてください。少々(かなり)デキの悪いオツムのおっさんのボケ発言です。 私、変なんです。この本の文字、「女…

週刊 奥の院 7.29

久々の【海事書】ゴット撰 ■ 船切手同好会 編著 『船切手の世界』 成山堂書店 4600円+税 B5版 272ページ 船を題材にした切手は2万種類を超えるそう。本書では、帆船・客船・軍艦を描いた切手の一部と、船の消印、船内に設置された郵便局の消印を…

週刊 奥の院 7.29

久々の【海事書】ゴット撰 ■ 船切手同好会 編著 『船切手の世界』 成山堂書店 4600円+税 B5版 272ページ 船を題材にした切手は2万種類を超えるそう。本書では、帆船・客船・軍艦を描いた切手の一部と、船の消印、船内に設置された郵便局の消印を…

週刊 奥の院

■ 重松清 澤口たまみ 小松健一 『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』 新潮社とんぼの本 1600円+税 重松清「サハリン紀行 雪の栄浜にて」 今年5月サハリン島を訪れた。賢治の足跡を辿るため。 賢治は1923年8月「樺太」に来た。ここの製紙工場で働…

週刊 奥の院

■ 重松清 澤口たまみ 小松健一 『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』 新潮社とんぼの本 1600円+税 重松清「サハリン紀行 雪の栄浜にて」 今年5月サハリン島を訪れた。賢治の足跡を辿るため。 賢治は1923年8月「樺太」に来た。ここの製紙工場で働…

週刊 奥の院 7.27

■ 加藤碩一 青木正博 『賢治と鉱物 文系のための鉱物入門』 工作舎 3200円+税 http://www.kousakusha.co.jp/DTL/kenji_pre.html これぞ「工作舎の本!」というべき本! (私のぼんやりしたイメージです、科学と文学〜という感じ) 鉱物53種、カラー写…

週刊 奥の院 7.27

■ 加藤碩一 青木正博 『賢治と鉱物 文系のための鉱物入門』 工作舎 3200円+税 http://www.kousakusha.co.jp/DTL/kenji_pre.html これぞ「工作舎の本!」というべき本! (私のぼんやりしたイメージです、科学と文学〜という感じ) 鉱物53種、カラー写…

月曜朝礼 新刊紹介

【雑誌】担当アカヘル ■ 『ぴあ』 8/4・18合併号 ぴあ 648円+税 最終号です。まさに、一時代を築いた雑誌でしょう。関西版は一足早く休刊しました。通常、首都圏版は入荷しませんが、今回は仕入れました。 http://www.pia.co.jp/wpia/ 創刊号『月刊…

月曜朝礼 新刊紹介

【雑誌】担当アカヘル ■ 『ぴあ』 8/4・18合併号 ぴあ 648円+税 最終号です。まさに、一時代を築いた雑誌でしょう。関西版は一足早く休刊しました。通常、首都圏版は入荷しませんが、今回は仕入れました。 http://www.pia.co.jp/wpia/ 創刊号『月刊…

週刊 奥の院 7.25

■ 岩田健三郎 『あんなモノ こんなモノ ないものねだりも おっさんのものがたり』 神戸新聞総合出版センター 2000円+税 『なくなりつつあるモノ でも心に残るモノ』に続いて神戸新聞に連載。今回、おまけ付き(手摺りの版画カード)。手書き文字と版画…

週刊 奥の院 7.25

■ 岩田健三郎 『あんなモノ こんなモノ ないものねだりも おっさんのものがたり』 神戸新聞総合出版センター 2000円+税 『なくなりつつあるモノ でも心に残るモノ』に続いて神戸新聞に連載。今回、おまけ付き(手摺りの版画カード)。手書き文字と版画…

週刊 奥の院 7・24

■ 星野博美 『コンニャク屋漂流記』 文藝春秋 2000円+税 1966年東京生まれ、作家・写真家。OL勤務後、写真家・橋口譲二のアシスタント。 2001年『転がる香港に苔は生えない』で大宅壮一ノンフィクション賞。 本書は星野家のご先祖探し。「コ…

週刊 奥の院 7・24

■ 星野博美 『コンニャク屋漂流記』 文藝春秋 2000円+税 1966年東京生まれ、作家・写真家。OL勤務後、写真家・橋口譲二のアシスタント。 2001年『転がる香港に苔は生えない』で大宅壮一ノンフィクション賞。 本書は星野家のご先祖探し。「コ…

週刊 奥の院 7.23

■ 『竹中労 没後20年・反骨のルポライター』 河出書房新社 道の手帖 1600円+税 竹中労(1930〜1991) 労働運動からライターに。 単行本未収録、『「赤線」とは何であったか?』 『読書遍歴』 『わが父・竹中英太郎』 掲載。 佐高信・鈴木邦男…

週刊 奥の院 7.23

■ 『竹中労 没後20年・反骨のルポライター』 河出書房新社 道の手帖 1600円+税 竹中労(1930〜1991) 労働運動からライターに。 単行本未収録、『「赤線」とは何であったか?』 『読書遍歴』 『わが父・竹中英太郎』 掲載。 佐高信・鈴木邦男…

週刊 奥の院 7.22

7月の集英社文庫に注目。 ■ 池澤夏樹 『叡智の断片』 705円+税 古今東西の賢人たちの名言集。 外国の人はよく引用をする。 「引用というのは自分の意見を飾るために叡智の断片を借りること」 日本人が著名人の言葉を引用しないのは、「意見を言わない国…

週刊 奥の院 7.22

7月の集英社文庫に注目。 ■ 池澤夏樹 『叡智の断片』 705円+税 古今東西の賢人たちの名言集。 外国の人はよく引用をする。 「引用というのは自分の意見を飾るために叡智の断片を借りること」 日本人が著名人の言葉を引用しないのは、「意見を言わない国…

週刊 奥の院 7.21

■ 安水稔和 『菅江真澄と旅する 東北遊覧紀行』 平凡社新書 780円+税 菅江真澄――江戸時代後期、北日本を旅し、詳しい紀行文を遺した人、くらいの知識しかない。 どういう人物なのか。名前は自ら名乗ったもの。わかっていることは、生年、本名。生地は三…

週刊 奥の院 7.21

■ 安水稔和 『菅江真澄と旅する 東北遊覧紀行』 平凡社新書 780円+税 菅江真澄――江戸時代後期、北日本を旅し、詳しい紀行文を遺した人、くらいの知識しかない。 どういう人物なのか。名前は自ら名乗ったもの。わかっていることは、生年、本名。生地は三…

週刊 奥の院 7.20

■ 赤坂憲雄 小熊英二 山内明美 「東北」再生 イースト・プレス 1000円+税 Ⅰ 3人の鼎談 5.1一橋大学にて 幻想のラインを撤廃せよ 分断された日本と再生への道すじ どんな「生のあり方」が可能なのか Ⅱ 論考 山内「最後の場所(ケガヅ)からの思想 小…

週刊 奥の院 7.20

■ 赤坂憲雄 小熊英二 山内明美 「東北」再生 イースト・プレス 1000円+税 ? 3人の鼎談 5.1一橋大学にて 幻想のラインを撤廃せよ 分断された日本と再生への道すじ どんな「生のあり方」が可能なのか ? 論考 山内「最後の場所(ケガヅ)からの思想 小…

週刊 奥の院 7.19

■ 伊東乾治 『贈答の日本文化』 筑摩選書 1500円+税 著者、1930年生まれ、国立民族学博物館名誉教授。『柳田邦男全集』編集委員、民俗学、人類学の著書多数。 「贈答とは単なるモノのやりとりではない。特定の機会に贈りものをやりとりする儀礼的行…

週刊 奥の院 7.19

■ 伊東乾治 『贈答の日本文化』 筑摩選書 1500円+税 著者、1930年生まれ、国立民族学博物館名誉教授。『柳田邦男全集』編集委員、民俗学、人類学の著書多数。 「贈答とは単なるモノのやりとりではない。特定の機会に贈りものをやりとりする儀礼的行…

週刊 奥の院 7.18

■ 『大阪人』 9月号 特集:旅する24区 手練れの書き手27人によるあたらしい大阪紀行 大阪都市工学情報センター 743円+税 http://osakajin.osakacity.or.jp/newissue/index.html リニューアルして2号目。各区の町の雰囲気を27人が書きます。中央…

週刊 奥の院 7.18

■ 『大阪人』 9月号 特集:旅する24区 手練れの書き手27人によるあたらしい大阪紀行 大阪都市工学情報センター 743円+税 http://osakajin.osakacity.or.jp/newissue/index.html リニューアルして2号目。各区の町の雰囲気を27人が書きます。中央…

週刊 奥の院 7.17

■ 遅くなりましたが、ちくま文庫の新刊。 『橋本治と内田樹』 800円+税 津村節子『土恋』 680円+税 鴻上尚史『名セリフ!』780円+税 今尾恵介『地名の謎』 680円+税 加来耕三『戦国美女は幸せだったか』 800円+税 東雅夫編『文豪怪談傑…

週刊 奥の院 7.17

■ 遅くなりましたが、ちくま文庫の新刊。 『橋本治と内田樹』 800円+税 津村節子『土恋』 680円+税 鴻上尚史『名セリフ!』780円+税 今尾恵介『地名の謎』 680円+税 加来耕三『戦国美女は幸せだったか』 800円+税 東雅夫編『文豪怪談傑…