2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊 奥の院 8.31

■ 綱本武雄 絵 加藤正文 文 『工場は生きている ものづくり探訪』 かもがわ出版 2000円+税 2008年から10年にかけて神戸新聞に連載した「工場の歩きかた 産業ツーリズム入門」、加筆・再取材して出版。綱本さんは1976年神奈川県生まれ、建築デ…

週刊 奥の院 8.31

■ 綱本武雄 絵 加藤正文 文 『工場は生きている ものづくり探訪』 かもがわ出版 2000円+税 2008年から10年にかけて神戸新聞に連載した「工場の歩きかた 産業ツーリズム入門」、加筆・再取材して出版。綱本さんは1976年神奈川県生まれ、建築デ…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ撰 ■ イアン・マキューアン 村松潔訳 『ソーラー』 新潮社クレスト・ブックス 2300円+税 1948年生まれ、イギリスの作家。サマーセット・モーム賞、ブッカー賞、エルサレム賞受賞。映画「つぐない」の原作『贖罪』(新潮文庫)など、…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ撰 ■ イアン・マキューアン 村松潔訳 『ソーラー』 新潮社クレスト・ブックス 2300円+税 1948年生まれ、イギリスの作家。サマーセット・モーム賞、ブッカー賞、エルサレム賞受賞。映画「つぐない」の原作『贖罪』(新潮文庫)など、…

週刊 奥の院 8.29

■ 島田誠 『絵に生きる 絵を生きる 五人の作家の力』 風来舎 2000円+税 火が燃える 松村光秀 白に生きる 山内雅夫 角をまがる 武内クニヒロ 哀しみの人びとをうたう 高野卯港 水が流れる 石井一男 「ギャラリー島田」社長。ジャケットの妖しげな動きを…

週刊 奥の院 8.29

■ 島田誠 『絵に生きる 絵を生きる 五人の作家の力』 風来舎 2000円+税 火が燃える 松村光秀 白に生きる 山内雅夫 角をまがる 武内クニヒロ 哀しみの人びとをうたう 高野卯港 水が流れる 石井一男 「ギャラリー島田」社長。ジャケットの妖しげな動きを…

週刊 奥の院 8.28

■ 道又力(みちまた・つとむ)編 『12の贈り物 東日本大震災支援 岩手県在住作家自選短編集』 荒蝦夷 2000円+税 岩手県在住12名の作家が自作を提供、印税は義捐金に。 長尾宇迦(ながお・うか)『野ざらしの唄』 別冊小説宝石(光文社)1972年…

週刊 奥の院 8.28

■ 道又力(みちまた・つとむ)編 『12の贈り物 東日本大震災支援 岩手県在住作家自選短編集』 荒蝦夷 2000円+税 岩手県在住12名の作家が自作を提供、印税は義捐金に。 長尾宇迦(ながお・うか)『野ざらしの唄』 別冊小説宝石(光文社)1972年…

週刊 奥の院 8.27

■ 『チェスの話 ツヴァイク短篇選』 みすず書房 大人の本棚 2800円+税 池内紀解説 ステファン・ツヴァイク(1881−1942)、ウィーン生まれのユダヤ人。ウィーン大学で哲学を学び、第一次世界大戦中ロマン・ロランとともに反戦・平和活動。ヒトラ…

週刊 奥の院 8.27

■ 『チェスの話 ツヴァイク短篇選』 みすず書房 大人の本棚 2800円+税 池内紀解説 ステファン・ツヴァイク(1881−1942)、ウィーン生まれのユダヤ人。ウィーン大学で哲学を学び、第一次世界大戦中ロマン・ロランとともに反戦・平和活動。ヒトラ…

週刊 奥の院 8.26

■ アダム・カバット 『江戸滑稽化物尽くし』 講談社学術文庫 920円+税 著者、1954年ニューヨーク生まれ。東大大学院で比較文学専攻。武蔵大学教授、近世・近代日本文学。 来日して「ドラえもん」や「オバケのQ太郎」に熱中、そこから妖怪に興味。そ…

週刊 奥の院 8.26

■ アダム・カバット 『江戸滑稽化物尽くし』 講談社学術文庫 920円+税 著者、1954年ニューヨーク生まれ。東大大学院で比較文学専攻。武蔵大学教授、近世・近代日本文学。 来日して「ドラえもん」や「オバケのQ太郎」に熱中、そこから妖怪に興味。そ…

月1水曜朝礼 

毎月第4水曜日は2階で朝礼、担当【海事】ゴット ■ 『DVD 海上保安官が見た巨大津波と東日本大震災復興支援』(118分) 制作:アートファイブ 協力:海上保安庁、海上保安協会 1000円+税 3.11 海上保安官が撮影した映像(各放送局に配信)と…

月1水曜朝礼 

毎月第4水曜日は2階で朝礼、担当【海事】ゴット ■ 『DVD 海上保安官が見た巨大津波と東日本大震災復興支援』(118分) 制作:アートファイブ 協力:海上保安庁、海上保安協会 1000円+税 3.11 海上保安官が撮影した映像(各放送局に配信)と…

週刊 奥の院 8.24

■ 下田淳 『居酒屋の世界史』 講談社現代新書 740円+税 著者、1960年生まれ。宇都宮大学教授、ドイツ史。『ドイツの民衆文化――祭り・巡礼・居酒屋』(昭和堂)で、ドイツの民衆文化には居酒屋が不可欠と知る。本書は世界の居酒屋を調べた「居酒屋比…

週刊 奥の院 8.24

■ 下田淳 『居酒屋の世界史』 講談社現代新書 740円+税 著者、1960年生まれ。宇都宮大学教授、ドイツ史。『ドイツの民衆文化――祭り・巡礼・居酒屋』(昭和堂)で、ドイツの民衆文化には居酒屋が不可欠と知る。本書は世界の居酒屋を調べた「居酒屋比…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ撰 ■ 太田光 『向田邦子の日差し』 文藝春秋 1524円+税 Ⅰ ぼくはこんなふうに向田邦子を読んできた Ⅱ 向田邦子が書いた女と男の情景 Ⅰは『向田邦子全集』の月報に寄せた文章。Ⅱは「NHK 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」(2005年…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ撰 ■ 太田光 『向田邦子の日差し』 文藝春秋 1524円+税 ? ぼくはこんなふうに向田邦子を読んできた ? 向田邦子が書いた女と男の情景 ?は『向田邦子全集』の月報に寄せた文章。?は「NHK 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」(2005年…

週刊 奥の院 8.22

■ 下川耿史 『盆踊り 乱交の民俗学』 作品社 2000円+税 同社、久々の“スケベ文化史”、違いました、同社のは「異端と逸脱の文化史」です。 「盆踊りと、それにまつわる性風俗」の話ですが、「盆踊りが下品として排除されていく過程を追跡」することに。 …

週刊 奥の院 8.22

■ 下川耿史 『盆踊り 乱交の民俗学』 作品社 2000円+税 同社、久々の“スケベ文化史”、違いました、同社のは「異端と逸脱の文化史」です。 「盆踊りと、それにまつわる性風俗」の話ですが、「盆踊りが下品として排除されていく過程を追跡」することに。 …

週刊 奥の院 8・21

■ 古川綾子 『上方芸人 自分史秘録』 日経ビジネス人文庫 933円+税 著者は1973年生まれ。2001年より上方演芸資料館(ワッハ上方)学芸員。もう少しで「学芸人」と書くところだった。 上方芸人24名の自伝・芸談からそれぞれの人生をたどる。 「…

週刊 奥の院 8・21

■ 古川綾子 『上方芸人 自分史秘録』 日経ビジネス人文庫 933円+税 著者は1973年生まれ。2001年より上方演芸資料館(ワッハ上方)学芸員。もう少しで「学芸人」と書くところだった。 上方芸人24名の自伝・芸談からそれぞれの人生をたどる。 「…

週刊 奥の院 8.20

■ 高山宏 『新人文感覚1 風神の袋』 羽鳥書店 12000円+税 分厚いというより、ぶっとい。A5版上製、904ページ(うち索引45ページ)、図版700点。 高山さんは、1947年岩手県生まれ。東京都立大学、首都大学から、現在明治大学国際日本学…

週刊 奥の院 8.20

■ 高山宏 『新人文感覚1 風神の袋』 羽鳥書店 12000円+税 分厚いというより、ぶっとい。A5版上製、904ページ(うち索引45ページ)、図版700点。 高山さんは、1947年岩手県生まれ。東京都立大学、首都大学から、現在明治大学国際日本学…

週刊 奥の院 8.19

しばらく自粛していました「もっと奥まで〜」ですが、読者の強く激しい要望(?)を受け、このたび復活いたします。といっても、ひとりだけですけど。 ゆうさん、あなたのために。 ◇今週のもっと奥まで〜 ■ 小林保治 『エッチな古典 楽しく読めて面白い説話…

週刊 奥の院 8.19

しばらく自粛していました「もっと奥まで〜」ですが、読者の強く激しい要望(?)を受け、このたび復活いたします。といっても、ひとりだけですけど。 ゆうさん、あなたのために。 ◇今週のもっと奥まで〜 ■ 小林保治 『エッチな古典 楽しく読めて面白い説話…

週刊 奥の院 8.18

■ 懐徳堂記念会 編 『〈日本文化〉紹介の先駆者たち』 和泉書院 2800円+税 第1章 日本紹介の先駆者たち 柏木隆雄 第2章 岡倉天心の理想と芸術戦略 神林恒道 第3章 願はくはわれ太平洋の橋とならん――新渡戸稲造の愛国主義と国際主義 長尾輝彦 第4章 …

週刊 奥の院 8.18

■ 懐徳堂記念会 編 『〈日本文化〉紹介の先駆者たち』 和泉書院 2800円+税 第1章 日本紹介の先駆者たち 柏木隆雄 第2章 岡倉天心の理想と芸術戦略 神林恒道 第3章 願はくはわれ太平洋の橋とならん――新渡戸稲造の愛国主義と国際主義 長尾輝彦 第4章 …

週刊 奥の院 8.17

■ マーシャ・ブラウン 文と写真 谷川俊太郎 訳 『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』 港の人 1500円+税 四六判変型 オールカラー 112ページ 1979年佑学社から出版、長く絶版になっていた〈幻の写真絵本〉復刻。3冊を1冊にまとめる。…

週刊 奥の院 8.17

■ マーシャ・ブラウン 文と写真 谷川俊太郎 訳 『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』 港の人 1500円+税 四六判変型 オールカラー 112ページ 1979年佑学社から出版、長く絶版になっていた〈幻の写真絵本〉復刻。3冊を1冊にまとめる。…