10.26 引っ越しご案内

ご無沙汰しています。 「日記」は下記に引っ越しました。 お立ち寄りください。 ほんまに日記 【奥】のおじさん http://hiranomegane.blogspot.jp/ 元書店員 平野義昌拝

返品終了 、了解を待つ本

週刊 奥の院 9.30

■ 穂村弘 『蚊がいる』 メディアファクトリー 1500円+税 歌人の随筆集。 ● 蚊がいる L25(リクルート)連載(2008.4〜09.8) ● かゆいところがわからない 週刊文春(2011.3〜13.6) ● マナー考 読売新聞(09.6〜10.3) ● 納豆とブラジャー GINGER L(10.1〜…

週刊 奥の院 9.30

■ 穂村弘 『蚊がいる』 メディアファクトリー 1500円+税 歌人の随筆集。 ● 蚊がいる L25(リクルート)連載(2008.4〜09.8) ● かゆいところがわからない 週刊文春(2011.3〜13.6) ● マナー考 読売新聞(09.6〜10.3) ● 納豆とブラジャー GINGER L(10.1〜…

週刊 奥の院 9.29

■ 『野呂邦暢 小説集成2 日が沈むのを』 文遊社 3200円+税 表題作他、「不意の客」「鳥たちの河口」など短篇を集める。単行本初収録の「赤い舟・黒い馬」「柳の冠」も。全10篇。 「日が沈むのを」 …………………………………… 《日が沈むのを見るのはいや……》 黒人の唄…

週刊 奥の院 9.29

■ 『野呂邦暢 小説集成2 日が沈むのを』 文遊社 3200円+税 表題作他、「不意の客」「鳥たちの河口」など短篇を集める。単行本初収録の「赤い舟・黒い馬」「柳の冠」も。全10篇。 「日が沈むのを」 …………………………………… 《日が沈むのを見るのはいや……》 黒人の唄…

週刊 奥の院 9.28

■ 中野美代子 『なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?』 岩波ジュニア新書 820円+税 カバー他イラスト、坂田靖子。 そのカバーの孫悟空の絵。彼の武器・如意金箍棒(にょいきんこぼう)の先端の輪と悟空の頭の輪。この二つの輪に深い訳がある。 中野は…

週刊 奥の院 9.28

■ 中野美代子 『なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?』 岩波ジュニア新書 820円+税 カバー他イラスト、坂田靖子。 そのカバーの孫悟空の絵。彼の武器・如意金箍棒(にょいきんこぼう)の先端の輪と悟空の頭の輪。この二つの輪に深い訳がある。 中野は…

週刊 奥の院 9.27

今週のもっと奥まで〜 ■ 村上春樹 編訳 『恋しくて Ten Selected Love Stories』 中央公論新社 1800円+税 村上春樹が、『ニューヨカー』や短編集から選んで訳した世界のラブ・ストーリー。それぞれの作品に「恋愛甘苦度」を表示。春樹の書き下ろしも一篇。 …

週刊 奥の院 9.27

今週のもっと奥まで〜 ■ 村上春樹 編訳 『恋しくて Ten Selected Love Stories』 中央公論新社 1800円+税 村上春樹が、『ニューヨカー』や短編集から選んで訳した世界のラブ・ストーリー。それぞれの作品に「恋愛甘苦度」を表示。春樹の書き下ろしも一篇。 …

週刊 奥の院 9.26

■ 野崎六助 『異端論争の彼方へ 埴谷雄高・花田清輝・吉本隆明とその時代』 インパクト出版会 1900円+税 野崎は1947年東京生まれ、作家・評論家。『魂と罪責 もうひとつの在日朝鮮人文学論』『復員文学論』など著書多数。1992年『北米探偵小説論』で日本推…

週刊 奥の院 9.26

■ 野崎六助 『異端論争の彼方へ 埴谷雄高・花田清輝・吉本隆明とその時代』 インパクト出版会 1900円+税 野崎は1947年東京生まれ、作家・評論家。『魂と罪責 もうひとつの在日朝鮮人文学論』『復員文学論』など著書多数。1992年『北米探偵小説論』で日本推…

週刊 奥の院 9.25

■ 三木清 『読書と人生』 講談社文芸文庫 1200円+税 三木清(1887〜1945)、兵庫県揖保郡(現・たつの市)生まれ、哲学者。一高卒業後、京都帝国大学で西田幾多郎に師事。ドイツ留学ではハイデカーに学ぶ。27年法政大学教授。岩波文庫の「読者子に寄す――岩…

週刊 奥の院 9.25

■ 三木清 『読書と人生』 講談社文芸文庫 1200円+税 三木清(1887〜1945)、兵庫県揖保郡(現・たつの市)生まれ、哲学者。一高卒業後、京都帝国大学で西田幾多郎に師事。ドイツ留学ではハイデカーに学ぶ。27年法政大学教授。岩波文庫の「読者子に寄す――岩…

週刊 奥の院 9.24

■ 週刊朝日編集部編 『忘れられない一冊』 朝日文庫 520円+税 「週刊朝日」連載。各界の著名人82人が本との出会いを語る。 名前の50音順に構成しているので、トップバッターは官能作家・藍川京。いきなり〜! キスへの憎しみ 読むのが早すぎた一冊 恋愛の話…

週刊 奥の院 9.24

■ 週刊朝日編集部編 『忘れられない一冊』 朝日文庫 520円+税 「週刊朝日」連載。各界の著名人82人が本との出会いを語る。 名前の50音順に構成しているので、トップバッターは官能作家・藍川京。いきなり〜! キスへの憎しみ 読むのが早すぎた一冊 恋愛の話…

週刊 奥の院 9.23

■ 広瀬洋一 『西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事』 本の雑誌社 1500円+税 この本も【海】閉店に間に合ってよかった。 とは言っても行ったことも、お会いしたこともないのです。 広瀬は1965年神奈川県生まれ。東京・町田の「高原書店」勤務ののち、2000…

週刊 奥の院 9.23

■ 広瀬洋一 『西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事』 本の雑誌社 1500円+税 この本も【海】閉店に間に合ってよかった。 とは言っても行ったことも、お会いしたこともないのです。 広瀬は1965年神奈川県生まれ。東京・町田の「高原書店」勤務ののち、2000…

週刊 奥の院 9.22

◇ ちくま文庫より。 ■ 五木寛之・沖浦和光 『辺界の輝き 日本文化の深層をゆく』 720円+税 元本は2002年岩波書店刊。 沖浦は1927年大阪生まれ。桃山学院大学名誉教授、比較文化論、社会思想史。被差別部落で伝承されてきた民俗文化・産業技術研究。山の民、…

週刊 奥の院 9.22

◇ ちくま文庫より。 ■ 五木寛之・沖浦和光 『辺界の輝き 日本文化の深層をゆく』 720円+税 元本は2002年岩波書店刊。 沖浦は1927年大阪生まれ。桃山学院大学名誉教授、比較文化論、社会思想史。被差別部落で伝承されてきた民俗文化・産業技術研究。山の民、…

週刊 奥の院 9.21

■ 四方田犬彦 『白土三平論』 ちくま文庫 1000円+税 1953年生まれ。宗教学、比較文学。大学で教鞭のかたわら他分野にわたって評論・翻訳活動。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞など。 本書は漫画評論、2004年作品社より刊行。文庫化にあたり…

週刊 奥の院 9.21

■ 四方田犬彦 『白土三平論』 ちくま文庫 1000円+税 1953年生まれ。宗教学、比較文学。大学で教鞭のかたわら他分野にわたって評論・翻訳活動。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞など。 本書は漫画評論、2004年作品社より刊行。文庫化にあたり…

週刊 奥の院 9.20

今週のもっと奥まで〜 ■ 蛭田亜紗子 『人肌ショコラリキュール』 講談社文庫 500円+税 2008年「自縄自縛の二乗」でR-18文学賞大賞。10年、改題して『自縄自縛の私』でデビュー。 「ストロベリー・イン・ナイトメア」より。 自分で自分のからだをなだめるす…

週刊 奥の院 9.20

今週のもっと奥まで〜 ■ 蛭田亜紗子 『人肌ショコラリキュール』 講談社文庫 500円+税 2008年「自縄自縛の二乗」でR-18文学賞大賞。10年、改題して『自縄自縛の私』でデビュー。 「ストロベリー・イン・ナイトメア」より。 自分で自分のからだをなだめるす…

週刊 奥の院 9.19

■ 古田一晴 『名古屋とちくさ正文館』 出版人に聞く(11) 論創社 1600円+税 インタビュー・構成 小田光雄 名古屋の本屋といえば、まず名前が出るのは「ちくさ正文館」。 そして店長・古田。1952年生まれ、74年アルバイト入社、78年正式入社して現在まで。 …

週刊 奥の院 9.19

■ 古田一晴 『名古屋とちくさ正文館』 出版人に聞く(11) 論創社 1600円+税 インタビュー・構成 小田光雄 名古屋の本屋といえば、まず名前が出るのは「ちくさ正文館」。 そして店長・古田。1952年生まれ、74年アルバイト入社、78年正式入社して現在まで。 …

週刊 奥の院 9.18

■ 石塚公昭 人形・写真 『泉鏡花 貝の穴に河童の居る事』 風濤社 2200円+税 鏡花生誕140年。 人形作家が鏡花の短篇をビジュアルブックに構成。 河童「赤沼の三郎」は久しぶりのよい天気で、沼から浜に出る。磯で遊ぶ一行の中に美しい娘がいた。 「清(すず…

週刊 奥の院 9.18

■ 石塚公昭 人形・写真 『泉鏡花 貝の穴に河童の居る事』 風濤社 2200円+税 鏡花生誕140年。 人形作家が鏡花の短篇をビジュアルブックに構成。 河童「赤沼の三郎」は久しぶりのよい天気で、沼から浜に出る。磯で遊ぶ一行の中に美しい娘がいた。 「清(すず…

週刊 奥の院 9.17

■ 小池和夫 『異体字の世界 旧字・俗字・略字の漢字百科』 河出文庫 760円+税 1958年岐阜県生まれ。活字・写植の文字校正者、DTP組版の研究・実務、日本規格協会符号化文字集合調査研究委員。 2007年7月初版の改訂版。初版の寿命は3年くらいと考えていた。…

週刊 奥の院 9.17

■ 小池和夫 『異体字の世界 旧字・俗字・略字の漢字百科』 河出文庫 760円+税 1958年岐阜県生まれ。活字・写植の文字校正者、DTP組版の研究・実務、日本規格協会符号化文字集合調査研究委員。 2007年7月初版の改訂版。初版の寿命は3年くらいと考えていた。…