2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

最後は、アカヘルの代打で!

アカヘルより連絡あり。無事放免、ちゃう、脱出、またちゃう、釈放、これでもない、まあ、出てくることができました。皆様、たいへんご心配をおかけしました。お見舞い、ハゲ増し、ありがとうございます。 そんなこんなで、アカヘルならきっと紹介するだろう…

最後は、アカヘルの代打で!

アカヘルより連絡あり。無事放免、ちゃう、脱出、またちゃう、釈放、これでもない、まあ、出てくることができました。皆様、たいへんご心配をおかけしました。お見舞い、ハゲ増し、ありがとうございます。 そんなこんなで、アカヘルならきっと紹介するだろう…

週刊 奥の院 12.30

今週のもっと奥まで〜 ■ 角田光代 『曾根崎心中 原作近松門左衛門』 リトルモア 1400円+税 時は元禄、大坂堂島新地の遊女初、想い人は醤油問屋の手代徳兵衛。はじめて逢ったのは1年前。 ……女を見定めることになれていないのだろう、ちらりと目を上げて…

週刊 奥の院 12.30

今週のもっと奥まで〜 ■ 角田光代 『曾根崎心中 原作近松門左衛門』 リトルモア 1400円+税 時は元禄、大坂堂島新地の遊女初、想い人は醤油問屋の手代徳兵衛。はじめて逢ったのは1年前。 ……女を見定めることになれていないのだろう、ちらりと目を上げて…

月末水曜日、2階ゴット朝礼

久々の、2F朝礼 ■ 美術書出版社、芸艸堂(うんそうどう)直接仕入れの雑貨品。 新米の頃、「げいそうどう」と読んで先輩に鼻で笑われた。昔からおバカだった。 すべて税込価格。 ● 若冲 拓版画「玄圃瑶華(げんぽようか)」はがき 6種類 各105円 ● ア…

月末水曜日、2階ゴット朝礼

久々の、2F朝礼 ■ 美術書出版社、芸艸堂(うんそうどう)直接仕入れの雑貨品。 新米の頃、「げいそうどう」と読んで先輩に鼻で笑われた。昔からおバカだった。 すべて税込価格。 ● 若冲 拓版画「玄圃瑶華(げんぽようか)」はがき 6種類 各105円 ● ア…

週刊 奥の院 12.28

■ 加賀野井秀一 『猟奇博物館へようこそ 西洋近代知の暗部をめぐる旅』 白水社 2400円+税 ファインアーツと奇形の胎児 フランス国立博物館 見世物小屋とフリーク・ショー 「つやま自然のふしぎ館」から「ピクルド・パンク」へ 視覚の迷宮から人魚まで …

週刊 奥の院 12.28

■ 加賀野井秀一 『猟奇博物館へようこそ 西洋近代知の暗部をめぐる旅』 白水社 2400円+税 ファインアーツと奇形の胎児 フランス国立博物館 見世物小屋とフリーク・ショー 「つやま自然のふしぎ館」から「ピクルド・パンク」へ 視覚の迷宮から人魚まで …

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ ■ 岡井隆 『わが告白 コンフェシオン』 新潮社 1900円+税 歌会始の選者として有名。日本を代表する歌人で、文芸評論家。その自伝小説。 もともとは慶應医学部卒の内科医。以前「日経新聞」の『私の履歴書』で自伝を書いたが、ボカしてい…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】クマキ ■ 岡井隆 『わが告白 コンフェシオン』 新潮社 1900円+税 歌会始の選者として有名。日本を代表する歌人で、文芸評論家。その自伝小説。 もともとは慶應医学部卒の内科医。以前「日経新聞」の『私の履歴書』で自伝を書いたが、ボカしてい…

週刊 奥の院 12.26

■ 鎌田慧 『残夢 大逆事件を行き抜いた坂本清馬の生涯』 金曜日 2200円+税 明治の末期を彩った「大逆事件」での、幸徳秋水、管野須賀子など処刑された一二人の悲劇についてはよく知られている。しかし、一二人の運命があまりにも不運、悲惨だったために…

週刊 奥の院 12.26

■ 鎌田慧 『残夢 大逆事件を行き抜いた坂本清馬の生涯』 金曜日 2200円+税 明治の末期を彩った「大逆事件」での、幸徳秋水、管野須賀子など処刑された一二人の悲劇についてはよく知られている。しかし、一二人の運命があまりにも不運、悲惨だったために…

週刊 奥の院 12.25

■ 瀬戸内寂聴 『奇縁まんだら 終り』 画・横尾忠則(装幀も) 日本経済新聞出版社 1905円+税 連載の話が来たのが2006年秋、寂聴84歳の時。 作家、芸術家、政治家、芸能人、僧侶、死刑囚……、出逢った人々の思い出。 ……八十四年も生きてきた私は、…

週刊 奥の院 12.25

■ 瀬戸内寂聴 『奇縁まんだら 終り』 画・横尾忠則(装幀も) 日本経済新聞出版社 1905円+税 連載の話が来たのが2006年秋、寂聴84歳の時。 作家、芸術家、政治家、芸能人、僧侶、死刑囚……、出逢った人々の思い出。 ……八十四年も生きてきた私は、…

週刊 奥の院 12.24

■ 『日本の笑い 遊び、洒落、風刺の日本美術』 平凡社コロナ・ブックス 1800円+税 「笑う」という行為は根源的な感情の表現で、日本美術の中にも「笑い」をテーマにした作品が見出されます。仏教の教えや悟りを開いた人物を尊んで描かれたにもかかわら…

週刊 奥の院 12.24

■ 『日本の笑い 遊び、洒落、風刺の日本美術』 平凡社コロナ・ブックス 1800円+税 「笑う」という行為は根源的な感情の表現で、日本美術の中にも「笑い」をテーマにした作品が見出されます。仏教の教えや悟りを開いた人物を尊んで描かれたにもかかわら…

週刊 奥の院 12.23

今週のもっと奥まで〜 ■ 西加奈子 『地下の鳩』 文藝春秋 1200円+税 大阪ミナミ、夜の街。 吉田はキャバレーの呼び込み、40歳。自分では「イケてる」と思っている。 みさを、別の店の新米チーママ、29歳。病弱な妹を気遣い、いい子で人気者、他人が…

週刊 奥の院 12.23

今週のもっと奥まで〜 ■ 西加奈子 『地下の鳩』 文藝春秋 1200円+税 大阪ミナミ、夜の街。 吉田はキャバレーの呼び込み、40歳。自分では「イケてる」と思っている。 みさを、別の店の新米チーママ、29歳。病弱な妹を気遣い、いい子で人気者、他人が…

週刊 奥の院 12.22

宮城県気仙沼市に漁船の月刊ミニコミ紙「みなと便り」を発行している「みなと倶楽部」という編集室があります。【海】2Fでは、『みなと便り保存版』や遠洋漁業の写真集を販売しています(月刊紙は不扱い)。このたび、気仙沼の市民の方々による大震災・津…

週刊 奥の院 12.22

宮城県気仙沼市に漁船の月刊ミニコミ紙「みなと便り」を発行している「みなと倶楽部」という編集室があります。【海】2Fでは、『みなと便り保存版』や遠洋漁業の写真集を販売しています(月刊紙は不扱い)。このたび、気仙沼の市民の方々による大震災・津…

週刊 奥の院 12.21

みすず書房 大人の本棚 5点 ■ 岩田宏 『アネネクイルコ村へ 紀行文集』 2800円+税 詩人、「小笠原豊樹」名で翻訳。 【表4】の紹介文。 ソビエトに始まり、イタリアとフランス、そして、どこよりもメキシコ、自由な精神が歩きまわった、1960年代か…

週刊 奥の院 12.21

みすず書房 大人の本棚 5点 ■ 岩田宏 『アネネクイルコ村へ 紀行文集』 2800円+税 詩人、「小笠原豊樹」名で翻訳。 【表4】の紹介文。 ソビエトに始まり、イタリアとフランス、そして、どこよりもメキシコ、自由な精神が歩きまわった、1960年代か…

月曜朝礼 新刊紹介 & 他

19日、【文芸】クマキ休み、アカヘルも体調不良で休み。ネタ少ない。 【海事】 ゴット 押し詰まっていますが、新カレンダー入荷。 ■ 『関西汽船 2012カレンダー』 2500円(税込) 個人製作 今はもうない船会社。懐かしい写真やポスターなどで構成…

月曜朝礼 新刊紹介 & 他

19日、【文芸】クマキ休み、アカヘルも体調不良で休み。ネタ少ない。 【海事】 ゴット 押し詰まっていますが、新カレンダー入荷。 ■ 『関西汽船 2012カレンダー』 2500円(税込) 個人製作 今はもうない船会社。懐かしい写真やポスターなどで構成…

1月イベント『SUB』 & 花森

◇ 1月イベント決定 C'est Moi ―『サブ』は、「私です」。 サブ・カルチュア風雲録 小島素治と草森紳一の神戸 北沢夏音著『Get back, SUB! あるリトル・マガジンの魂』発刊記念トーク・イベント● と き 1月22日(日) 15:00〜17:00(開場14:30) ● とこ…

1月イベント『SUB』 & 花森

◇ 1月イベント決定 C'est Moi ―『サブ』は、「私です」。 サブ・カルチュア風雲録 小島素治と草森紳一の神戸 北沢夏音著『Get back, SUB! あるリトル・マガジンの魂』発刊記念トーク・イベント● と き 1月22日(日) 15:00〜17:00(開場14:30) ● とこ…

週刊 奥の院 12.18

■ 菅野匡夫 『短歌で読む昭和感情史 日本人は戦争をどう生きたのか』 平凡社新書 800円+税 1937年生まれ、詩人。元講談社編集者。『昭和萬葉集』(全21巻・1979〜80)を担当した。昭和の短歌4万5千首を年代順・テーマ別にまとめ、昭和史を…

週刊 奥の院 12.18

■ 菅野匡夫 『短歌で読む昭和感情史 日本人は戦争をどう生きたのか』 平凡社新書 800円+税 1937年生まれ、詩人。元講談社編集者。『昭和萬葉集』(全21巻・1979〜80)を担当した。昭和の短歌4万5千首を年代順・テーマ別にまとめ、昭和史を…

週刊 奥の院 12.17

■ 佐藤竜一 『それぞれの戊辰戦争』 シリーズ藩物語別冊 現代書館 1600円+税 東北の、東日本大震災後の苦難と戊辰戦争後の辛酸が重なる。 ……その戦いで最も悲惨な目にあったのは会津藩の人々です。戊辰戦争後、会津藩の人々は斗南藩士(現青森県むつ市…

週刊 奥の院 12.17

■ 佐藤竜一 『それぞれの戊辰戦争』 シリーズ藩物語別冊 現代書館 1600円+税 東北の、東日本大震災後の苦難と戊辰戦争後の辛酸が重なる。 ……その戦いで最も悲惨な目にあったのは会津藩の人々です。戊辰戦争後、会津藩の人々は斗南藩士(現青森県むつ市…