2012-01-01から1年間の記事一覧

週刊 奥の院 12.31

■ 木内昇 『みちくさ道中』 平凡社 1400円+税 日経新聞連載他のエッセイを、「まっすぐ働く」「ひっそり暮らす」「じわじわ読む」「たんたんと書く」の4テーマに分けてまとめる。 2012年1月最初は「先延ばし」。 年始より年末のほうが好きである。…

週刊 奥の院 12.31

■ 木内昇 『みちくさ道中』 平凡社 1400円+税 日経新聞連載他のエッセイを、「まっすぐ働く」「ひっそり暮らす」「じわじわ読む」「たんたんと書く」の4テーマに分けてまとめる。 2012年1月最初は「先延ばし」。 年始より年末のほうが好きである。…

週刊 奥の院 12.30

■ 学習院大学史料館編 『絵葉書で読み解く大正時代』 彩流社 2800円+税 史料館は1975年開館、大名・公家の史料収集、整理、保存と公開を目的。本書は同館で開催した「大正の記憶 絵葉書の時代」展の資料をもとに大正時代を読み解く。 http://www.ga…

週刊 奥の院 12.30

■ 学習院大学史料館編 『絵葉書で読み解く大正時代』 彩流社 2800円+税 史料館は1975年開館、大名・公家の史料収集、整理、保存と公開を目的。本書は同館で開催した「大正の記憶 絵葉書の時代」展の資料をもとに大正時代を読み解く。 http://www.ga…

週刊 奥の院 12.29

■ 第15回 海文堂の古本市 2012・12・28〜2013.1.9 (1月1日〜2日休業) 2Fギャラリースペース やまだ書店 一栄堂書店 イマヨシ書店 図研(ZUKEN) つのぶえ カラト書房 マルダイ書店 ブックス・ガルボ 音無書店 ■ 津村節子 『夫…

週刊 奥の院 12.29

■ 第15回 海文堂の古本市 2012・12・28〜2013.1.9 (1月1日〜2日休業) 2Fギャラリースペース やまだ書店 一栄堂書店 イマヨシ書店 図研(ZUKEN) つのぶえ カラト書房 マルダイ書店 ブックス・ガルボ 音無書店 ■ 津村節子 『夫…

週刊 奥の院 12.28

■ 綿矢りさ 『しょうがの味は熱い』 文藝春秋 1200円+税 奈世が絃(ゆずる)と同棲を始めたのは大学生の時。彼は電子機器の営業マン。几帳面(神経質・細かすぎる)。食事は野菜中心、薄味、焼き魚と蒸した野菜とパン。奈世は醤油とご飯が必要。 「主菜…

週刊 奥の院 12.28

■ 綿矢りさ 『しょうがの味は熱い』 文藝春秋 1200円+税 奈世が絃(ゆずる)と同棲を始めたのは大学生の時。彼は電子機器の営業マン。几帳面(神経質・細かすぎる)。食事は野菜中心、薄味、焼き魚と蒸した野菜とパン。奈世は醤油とご飯が必要。 「主菜…

週刊 奥の院 12.27

■ 『吉田知子選集1 脳天壊了(のてんふぁいら)』 景文館書店 1500円+税 吉田知子、1934年浜松生まれ、満州育ち、終戦時は樺太。47年引き揚げ。70年「無明長夜」で第63回芥川賞。80年代から90年末にかけて女流文学賞、川端康成賞、泉鏡…

週刊 奥の院 12.27

■ 『吉田知子選集1 脳天壊了(のてんふぁいら)』 景文館書店 1500円+税 吉田知子、1934年浜松生まれ、満州育ち、終戦時は樺太。47年引き揚げ。70年「無明長夜」で第63回芥川賞。80年代から90年末にかけて女流文学賞、川端康成賞、泉鏡…

週刊 奥の院 12.26

■ 『SIGHT』 54号(2013 WINTER) ロッキング・オン 743円+税 特集 大丈夫か、日本。 暗黒の4年が始まる? 衆議院選挙の結果を受けて。 取材は投票前に行われている。政局を主体に考えれば無謀だが、編集部は今回の選挙の本質的問題は…

週刊 奥の院 12.26

■ 『SIGHT』 54号(2013 WINTER) ロッキング・オン 743円+税 特集 大丈夫か、日本。 暗黒の4年が始まる? 衆議院選挙の結果を受けて。 取材は投票前に行われている。政局を主体に考えれば無謀だが、編集部は今回の選挙の本質的問題は…

週刊 奥の院 12.25

■ 『ふるさと文学さんぽ 大阪』 監修・船所武志 大和書房 1700円+税 かたり くっすん大黒 町田康 ネンをつけたらよろしいねん 尾上圭介 崇徳院 桂米朝 あきんど がめつい奴 菊田一夫 波風静かに神通丸 井原西鶴 船場狂い 山崎豊子 くらし タコにのった…

週刊 奥の院 12.25

■ 『ふるさと文学さんぽ 大阪』 監修・船所武志 大和書房 1700円+税 かたり くっすん大黒 町田康 ネンをつけたらよろしいねん 尾上圭介 崇徳院 桂米朝 あきんど がめつい奴 菊田一夫 波風静かに神通丸 井原西鶴 船場狂い 山崎豊子 くらし タコにのった…

週刊 奥の院 12.24

■ 村松友視(示偏に見) 『悪口のすゝめ』 日本経済新聞出版社 1500円+税 装幀・平野甲賀 2005年から始まった静岡県島田市のまちづくりイベント「愛するあなたへの悪口コンテスト」、8年間の受賞作品を題材にしたエッセイ。村松はコンテストの審査…

週刊 奥の院 12.24

■ 村松友視(示偏に見) 『悪口のすゝめ』 日本経済新聞出版社 1500円+税 装幀・平野甲賀 2005年から始まった静岡県島田市のまちづくりイベント「愛するあなたへの悪口コンテスト」、8年間の受賞作品を題材にしたエッセイ。村松はコンテストの審査…

週刊 奥の院 12.23

■ 種村季弘 『書国探検記』 ちくま学芸文庫 1300円+税 種村(1933〜2004)はドイツ文学者。本書は読書エッセイ、書評をまとめる。初版は1984年筑摩書房。 焼け跡闇市古本少年の思い出が多く語られている。 「シークレットラビリンス」 古本…

週刊 奥の院 12.23

■ 種村季弘 『書国探検記』 ちくま学芸文庫 1300円+税 種村(1933〜2004)はドイツ文学者。本書は読書エッセイ、書評をまとめる。初版は1984年筑摩書房。 焼け跡闇市古本少年の思い出が多く語られている。 「シークレットラビリンス」 古本…

週刊 奥の院 12.22

■ 江弘毅 『飲み食い世界一の大阪 そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの』 ミシマ社 1600円+税 街と、暮らす人、働く人、営む人、訪れる人のコミュニケーションを大事にする。 (帯) 『ミーツ・リージョナル』(元)名物編集長、 大阪・京都・神戸…

週刊 奥の院 12.22

■ 江弘毅 『飲み食い世界一の大阪 そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの』 ミシマ社 1600円+税 街と、暮らす人、働く人、営む人、訪れる人のコミュニケーションを大事にする。 (帯) 『ミーツ・リージョナル』(元)名物編集長、 大阪・京都・神戸…

週刊 奥の院 12.21

今週のもっと奥まで〜 ■ 白取春彦 『情蜜のからだ』 幻冬舎アウトロー文庫 724円+税 『超訳 ニーチェの言葉』の哲学者。「鳳春紀」名で官能小説、その作品集。表題作は2004年発表。 須藤は広告代理店勤務。青森ねぶた祭のスポンサー企業の代行で、大…

週刊 奥の院 12.21

今週のもっと奥まで〜 ■ 白取春彦 『情蜜のからだ』 幻冬舎アウトロー文庫 724円+税 『超訳 ニーチェの言葉』の哲学者。「鳳春紀」名で官能小説、その作品集。表題作は2004年発表。 須藤は広告代理店勤務。青森ねぶた祭のスポンサー企業の代行で、大…

週刊 奥の院 12.20

■ 季村敏夫 『日々の、すみか』 書肆山田 2500円+税 阪神・淡路大震災後(1996年4月)刊行した詩集の第2版。そえがき、鵜飼哲、細見和之。 「はじまりへ」 あの地震で両親を亡くしたF青年、金属溶解の現場で仕事を始めた。彼がビールをさげて季…

週刊 奥の院 12.20

■ 季村敏夫 『日々の、すみか』 書肆山田 2500円+税 阪神・淡路大震災後(1996年4月)刊行した詩集の第2版。そえがき、鵜飼哲、細見和之。 「はじまりへ」 あの地震で両親を亡くしたF青年、金属溶解の現場で仕事を始めた。彼がビールをさげて季…

週刊 奥の院 12.19

■ 『こころ』 Vol.10 平凡社 800円+税 特集 日本酒ばんざい ●蔵元探訪 会津に“飛露喜”を訪ねて 森まゆみ ●ありし日の文士と酒――文壇酒徒交遊録 大村彦次郎 ●ほろよい落語――お酒の噺のたのしみ方 くまざわあかね ●酒呑童子の飲んだ酒? 高橋昌明 ●…

週刊 奥の院 12.19

■ 『こころ』 Vol.10 平凡社 800円+税 特集 日本酒ばんざい ●蔵元探訪 会津に“飛露喜”を訪ねて 森まゆみ ●ありし日の文士と酒――文壇酒徒交遊録 大村彦次郎 ●ほろよい落語――お酒の噺のたのしみ方 くまざわあかね ●酒呑童子の飲んだ酒? 高橋昌明 ●…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 『冬の本』 夏葉社 1700円+税 ……冬が物語りの舞台になった本。まるで冬のような本。冬になると思い出す本。いくつものあざやかな冬のかたち…… 「冬」と「本」を唯一のルールに、 「冬の本」という1つの言葉をめぐって、そこから発想…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 『冬の本』 夏葉社 1700円+税 ……冬が物語りの舞台になった本。まるで冬のような本。冬になると思い出す本。いくつものあざやかな冬のかたち…… 「冬」と「本」を唯一のルールに、 「冬の本」という1つの言葉をめぐって、そこから発想…

週刊 奥の院 12.17

■ 『仙台学』 vol.14 荒蝦夷 1500円+税 特集 赤坂憲雄「震災論Ⅱ」 〈震災〉と取材 稲泉連×山川徹 未来を照らす〈地域の歴史〉 佐々木俊三 特集 第2回みちのく怪談コンテスト 受賞作・入賞作掲載 選考会 高橋克彦×赤坂憲雄×東雅夫他に、 「まつく…

週刊 奥の院 12.17

■ 『仙台学』 vol.14 荒蝦夷 1500円+税 特集 赤坂憲雄「震災論?」 〈震災〉と取材 稲泉連×山川徹 未来を照らす〈地域の歴史〉 佐々木俊三 特集 第2回みちのく怪談コンテスト 受賞作・入賞作掲載 選考会 高橋克彦×赤坂憲雄×東雅夫他に、 「まつく…