2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊 奥の院 第83号+1の2

■『茨木のり子の家』 詩 茨木のり子 エッセイ 宮崎治 平凡社 1800円+税 1ページの写真、愛用の眼鏡。テープで補修してある。ページをめくると、その眼鏡をつけたポートレート、「茨木のり子」がいる。谷川俊太郎撮影。その谷川、大岡信ら詩人仲間との…

週刊 奥の院 第83号+1の2

■『茨木のり子の家』 詩 茨木のり子 エッセイ 宮崎治 平凡社 1800円+税 1ページの写真、愛用の眼鏡。テープで補修してある。ページをめくると、その眼鏡をつけたポートレート、「茨木のり子」がいる。谷川俊太郎撮影。その谷川、大岡信ら詩人仲間との…

週刊 奥の院 第83号+1の1

■瀬戸内寂聴 画・横尾忠則 『奇縁まんだら 続の二』 日本経済新聞出版社 1905円+税 田中角栄(プレゼント交換)、ひばり(豪快な呑みっぷりと孤独)、大宅壮一(講演旅行)、森繁(サービス精神)、吉行淳之介(熱愛)、勝新太郎(遊びとユーモア)、埴…

週刊 奥の院 第83号+1の1

■瀬戸内寂聴 画・横尾忠則 『奇縁まんだら 続の二』 日本経済新聞出版社 1905円+税 田中角栄(プレゼント交換)、ひばり(豪快な呑みっぷりと孤独)、大宅壮一(講演旅行)、森繁(サービス精神)、吉行淳之介(熱愛)、勝新太郎(遊びとユーモア)、埴…

神戸新聞「本屋の日記」

神戸新聞11.26(金)夕刊掲載「本屋の日記」 当店赤ヘルの巻。 本を紹介しながら、さりげなく「新婚」をアピール。さらに、12.1オープン「古書波止場」の搬入作業で汗だくになっている古本屋さんの姿から、「本で飯を食っている」ことの実感を学び…

神戸新聞「本屋の日記」

神戸新聞11.26(金)夕刊掲載「本屋の日記」 当店赤ヘルの巻。 本を紹介しながら、さりげなく「新婚」をアピール。さらに、12.1オープン「古書波止場」の搬入作業で汗だくになっている古本屋さんの姿から、「本で飯を食っている」ことの実感を学び…

12.1はこちらも初日。ついでに、オッサンアホか通信。

再録。 剪紙――中国の切り絵。こちらを。http://www.geocities.jp/kasparek_xx/sensi_top.htm綿綿★葫蘆 読めない……。綿の旧字に、葫蘆(ころ=ひょうたん)。どちらもちゃんと「広辞苑」に載っていました。期間:2010年12月1日(水)〜15日(水) 時間:12:0…

12.1はこちらも初日。ついでに、オッサンアホか通信。

再録。 剪紙――中国の切り絵。こちらを。http://www.geocities.jp/kasparek_xx/sensi_top.htm綿綿★葫蘆 読めない……。綿の旧字に、葫蘆(ころ=ひょうたん)。どちらもちゃんと「広辞苑」に載っていました。期間:2010年12月1日(水)〜15日(水) 時間:12:0…

古書波止場の「波止場だより」第1号

◇「波止場だより」配布開始。奇数月20日発行。 鮮明なのはこちら。http://kobe-kosho.com/kosho_hatoba/dayori001.pdf 各店の「オープニング目録」掲載。ご来店先着優先です。発送はしません。 また、12.1〜5、オープニング企画「100円均一売場」…

古書波止場の「波止場だより」第1号

◇「波止場だより」配布開始。奇数月20日発行。 鮮明なのはこちら。http://kobe-kosho.com/kosho_hatoba/dayori001.pdf 各店の「オープニング目録」掲載。ご来店先着優先です。発送はしません。 また、12.1〜5、オープニング企画「100円均一売場」…

週刊 奥の院 第82号+1の6

◇今週のもっと奥まで〜 ■大崎善生 『ユーラシアの双子(上・下)』 講談社 各1600円+税 石井は50歳で早期退職し、ひとりユーラシア大陸横断の旅に出た。娘は自殺、元妻は病床。ウラジオストックで、自殺を決意しているエリカに出会う。彼は自殺を引き…

週刊 奥の院 第82号+1の6

◇今週のもっと奥まで〜 ■大崎善生 『ユーラシアの双子(上・下)』 講談社 各1600円+税 石井は50歳で早期退職し、ひとりユーラシア大陸横断の旅に出た。娘は自殺、元妻は病床。ウラジオストックで、自殺を決意しているエリカに出会う。彼は自殺を引き…

週刊 奥の院 第82号+1の5

今 柊二 『定食と文学』 本の雑誌社 1400円+税 定食評論家。食通作家の食談議や食散歩の本はあるが、この人は「定食」にこだわる。定食=「ご飯+汁+おかず」の視点で文学を楽しむ。 文学作品(プラスα)に描かれた定食および定食的メニューを作品とと…

週刊 奥の院 第82号+1の5

今 柊二 『定食と文学』 本の雑誌社 1400円+税 定食評論家。食通作家の食談議や食散歩の本はあるが、この人は「定食」にこだわる。定食=「ご飯+汁+おかず」の視点で文学を楽しむ。 文学作品(プラスα)に描かれた定食および定食的メニューを作品とと…

週刊 奥の院 第82号+1の4

今日は文芸から。 ■後藤正治 『清冽 詩人茨木のり子の肖像』 中央公論新社 1900円+税 装幀 間村俊一 昨年末の『奇蹟の画家』(講談社)に続く後藤さんの人物評伝。 『倚りかからず』以来、彼女の読者だが、06年2月訃報に接し、あらためて詩集をひら…

週刊 奥の院 第82号+1の4

今日は文芸から。 ■後藤正治 『清冽 詩人茨木のり子の肖像』 中央公論新社 1900円+税 装幀 間村俊一 昨年末の『奇蹟の画家』(講談社)に続く後藤さんの人物評伝。 『倚りかからず』以来、彼女の読者だが、06年2月訃報に接し、あらためて詩集をひら…

週刊 奥の院 第82号+1の3

新書新刊 つづき ■池澤夏樹編 『本は、これから』 岩波書店 820円+税 編者の序から。 本は、これから……どうなるのか? いくつかの電子書籍が発売され、少しずつコンテンツも供給されるようになって、読書の風景が変わろうとしている。(略) ここ数十年…

週刊 奥の院 第82号+1の3

新書新刊 つづき ■池澤夏樹編 『本は、これから』 岩波書店 820円+税 編者の序から。 本は、これから……どうなるのか? いくつかの電子書籍が発売され、少しずつコンテンツも供給されるようになって、読書の風景が変わろうとしている。(略) ここ数十年…

週刊 奥の院 第82号+1の2

今回は「新書」。各社の注目本。 ■ 高澤秀次 『文学者たちの大逆事件と韓国併合』 平凡社 760円+税 (目次) 「日本人」と「国語」のドラマトゥルギー 危機の時代の夏目漱石 永井荷風と谷崎潤一郎 植民地朝鮮と〈日本人〉 大逆事件と被差別部落 明治期日…

週刊 奥の院 第82号+1の2

今回は「新書」。各社の注目本。 ■ 高澤秀次 『文学者たちの大逆事件と韓国併合』 平凡社 760円+税 (目次) 「日本人」と「国語」のドラマトゥルギー 危機の時代の夏目漱石 永井荷風と谷崎潤一郎 植民地朝鮮と〈日本人〉 大逆事件と被差別部落 明治期日…

おっさん アホか通信

写真は名古屋S書店のSK嬢が送ってくれた手書き通信「文芸ニュース」。『本の雑誌』の常連。まだお会いしたことはないけれど、仲良しなのだよ〜ん。かわいい封筒に、キャピキャピ文字。全国の若手男子書店員共よ、このおっさんを怨め、憎め、呪え! 私、い…

おっさん アホか通信

写真は名古屋S書店のSK嬢が送ってくれた手書き通信「文芸ニュース」。『本の雑誌』の常連。まだお会いしたことはないけれど、仲良しなのだよ〜ん。かわいい封筒に、キャピキャピ文字。全国の若手男子書店員共よ、このおっさんを怨め、憎め、呪え! 私、い…

週刊 奥の院 第82号+1の1

神戸本森隆行 商船三井営業調査室主任研究員から流通科学大学商学部教授。 五艘みどり 神戸夙川学院大学観光文化学部講師。 神戸客船ものがたり 神戸新聞総合出版センター 1600円+税 当店と相性ぴったりの本。 装丁、同社のこれまでの本と比べると異色…

週刊 奥の院 第82号+1の1

神戸本森隆行 商船三井営業調査室主任研究員から流通科学大学商学部教授。 五艘みどり 神戸夙川学院大学観光文化学部講師。 神戸客船ものがたり 神戸新聞総合出版センター 1600円+税 当店と相性ぴったりの本。 装丁、同社のこれまでの本と比べると異色…

たまには雑誌

当ブログ、ほぼ毎日更新になって、ヒマヒマおやじのワンマンショーになってしまっている。なるべく、片寄らず、いろんなジャンルから本を紹介したいけれども、ムリ! だからこその当番制なのだけれど、皆忙しい。 今回は雑誌を。 『Wonderful Ko…

たまには雑誌

当ブログ、ほぼ毎日更新になって、ヒマヒマおやじのワンマンショーになってしまっている。なるべく、片寄らず、いろんなジャンルから本を紹介したいけれども、ムリ! だからこその当番制なのだけれど、皆忙しい。 今回は雑誌を。 『Wonderful Ko…

週刊 奥の院 第81号+1の4

■アニー・トレメル・ウィルコックス 『古書修復の愉しみ』 白水社 2800円+税 著者は、アイオワ大学で英文学を修め、94年博士号。同大学中央図書館保存修復部のウイリアム・アンソニー(1926−89、製本家・書籍修復家)に女性として初めて弟子と…

週刊 奥の院 第81号+1の4

■アニー・トレメル・ウィルコックス 『古書修復の愉しみ』 白水社 2800円+税 著者は、アイオワ大学で英文学を修め、94年博士号。同大学中央図書館保存修復部のウイリアム・アンソニー(1926−89、製本家・書籍修復家)に女性として初めて弟子と…

週刊 奥の院 第81号+1の3

■佐々木中 『切りとれ、あの祈る手を 〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』 河出書房新社 2000円+税 10月新刊。一目見て「難解そう……」とパスした。大手書店が積極的に展開してよく売れているそう。出版社からFAXで「11.19 3刷り出来予定」…

週刊 奥の院 第81号+1の3

■佐々木中 『切りとれ、あの祈る手を 〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』 河出書房新社 2000円+税 10月新刊。一目見て「難解そう……」とパスした。大手書店が積極的に展開してよく売れているそう。出版社からFAXで「11.19 3刷り出来予定」…