2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊 奥の院 4.15

■ 金益見 『やる気とか元気がでるえんぴつポスター』 文藝春秋 950円+税 書名を見て“働け働けもっと働け本!”を想像した人、OUT! きむ・いっきょんがそんな本を出すわけがないし、このサボリおやじが紹介するはずがない! 彼女が犬の散歩で通る気に…

週刊 奥の院 4.15

■ 金益見 『やる気とか元気がでるえんぴつポスター』 文藝春秋 950円+税 書名を見て“働け働けもっと働け本!”を想像した人、OUT! きむ・いっきょんがそんな本を出すわけがないし、このサボリおやじが紹介するはずがない! 彼女が犬の散歩で通る気に…

週刊 奥の院 4.14

■ 山本芳明 『カネと文学 日本近代文学の経済史』 新潮選書 1300円+税 「赤貧の文士から、億万長者の文化人へ、文学で食うための苦闘の100年」(帯) 1955年千葉県生まれ。学習院大学教授。著書、『文学者はつくられる』(ひつじ書房)他。 テー…

週刊 奥の院 4.14

■ 山本芳明 『カネと文学 日本近代文学の経済史』 新潮選書 1300円+税 「赤貧の文士から、億万長者の文化人へ、文学で食うための苦闘の100年」(帯) 1955年千葉県生まれ。学習院大学教授。著書、『文学者はつくられる』(ひつじ書房)他。 テー…

週刊 奥の院 4.13

■ 坂崎重盛 『粋人粋筆探訪』(すいじんすいひつ) 芸術新聞社 2400円+税 古本屋巡りから始まった戦争直後の文化探訪。本書は「本の群れの囁きから生まれた」。坂崎自身、なぜ高校生のころからこれらの本を買い読み溜め込んでいったのかがわからない。…

週刊 奥の院 4.13

■ 坂崎重盛 『粋人粋筆探訪』(すいじんすいひつ) 芸術新聞社 2400円+税 古本屋巡りから始まった戦争直後の文化探訪。本書は「本の群れの囁きから生まれた」。坂崎自身、なぜ高校生のころからこれらの本を買い読み溜め込んでいったのかがわからない。…

週刊 奥の院 4.12

今週のもっと奥まで〜 ■ 江國香織 『はだかんぼうたち』 角川書店 1500円+税 主人公・桃、歯科医。父の医院を継ぐ。6年間交際し結婚するつもりだった男性と別れ、年下の鯖崎と付き合っている。親友の響子は専業主婦、子ども4人。鯖崎は彼女にも魅かれ…

週刊 奥の院 4.12

今週のもっと奥まで〜 ■ 江國香織 『はだかんぼうたち』 角川書店 1500円+税 主人公・桃、歯科医。父の医院を継ぐ。6年間交際し結婚するつもりだった男性と別れ、年下の鯖崎と付き合っている。親友の響子は専業主婦、子ども4人。鯖崎は彼女にも魅かれ…

週刊 奥の院 4・11

■ アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ 清水由貴子訳 『そのとき、本が生まれた』 柏書房 2100円+税 著者はヴェネツィア大学でヴェネト史(イタリア北東部ヴェネト州、ヴェツィアは州都)専攻。 16世紀、ヴェネツィアはパリ、ナポリと並ぶ大都市。イ…

週刊 奥の院 4・11

■ アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ 清水由貴子訳 『そのとき、本が生まれた』 柏書房 2100円+税 著者はヴェネツィア大学でヴェネト史(イタリア北東部ヴェネト州、ヴェツィアは州都)専攻。 16世紀、ヴェネツィアはパリ、ナポリと並ぶ大都市。イ…

週刊 奥の院 4.10

【雑誌】 ■ 『京都図書館紀行』 玄光社 1200円+税 1 街中で発見、個性派ライブラリー 京都国際マンガミュージアム 京都芸術センター図書室 関西アンスティチェ・フランセ 他 2 気軽に手軽に、公共図書館へ 府立図書館 国会図書館関西館 他 3 大人も…

週刊 奥の院 4.10

【雑誌】 ■ 『京都図書館紀行』 玄光社 1200円+税 1 街中で発見、個性派ライブラリー 京都国際マンガミュージアム 京都芸術センター図書室 関西アンスティチェ・フランセ 他 2 気軽に手軽に、公共図書館へ 府立図書館 国会図書館関西館 他 3 大人も…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 原田マハ 『シヴェルニーの食卓』 集英社 1400円+税 関西学院大学卒業後、早稲田大学で美術。キュレーター。山本周五郎賞受賞・本屋大賞候補作品『楽園のカンヴァス』は美術作品をめぐるミステリーだが、本書は、ドガ・セザンヌ・モ…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 原田マハ 『シヴェルニーの食卓』 集英社 1400円+税 関西学院大学卒業後、早稲田大学で美術。キュレーター。山本周五郎賞受賞・本屋大賞候補作品『楽園のカンヴァス』は美術作品をめぐるミステリーだが、本書は、ドガ・セザンヌ・モ…

週刊 奥の院 4.8

■ アラン・バラトン 『ヴェルサイユの女たち 愛と欲望の歴史」 園山千晶、土居佳代子、村田聖子 訳 原書房 2400円+税 著者は庭師、作家。ヴェルサイユ宮殿内の「トリアノン庭園」主任庭師を務めた。 16世紀末頃、ヴェルサイユ周辺は湿地で野生動物が…

週刊 奥の院 4.8

■ アラン・バラトン 『ヴェルサイユの女たち 愛と欲望の歴史」 園山千晶、土居佳代子、村田聖子 訳 原書房 2400円+税 著者は庭師、作家。ヴェルサイユ宮殿内の「トリアノン庭園」主任庭師を務めた。 16世紀末頃、ヴェルサイユ周辺は湿地で野生動物が…

週刊 奥の院 4.7

■ 大竹聡 『ギャンブル酒放浪記』 本の雑誌社 1600円+税『本の雑誌』S編集長とぶらりぶらりの気まま酒の最中に思いついた「ギャンブル酒」。 …… 「いいですねえ、鉄火場酒。格好いいや!」 てな乗りでもって話はトントンと進み、『下町ぶらりぶらり』を…

週刊 奥の院 4.7

■ 大竹聡 『ギャンブル酒放浪記』 本の雑誌社 1600円+税『本の雑誌』S編集長とぶらりぶらりの気まま酒の最中に思いついた「ギャンブル酒」。 …… 「いいですねえ、鉄火場酒。格好いいや!」 てな乗りでもって話はトントンと進み、『下町ぶらりぶらり』を…

週刊 奥の院 4.6

■ マイク・モラスキー 『ひとり歩き』 幻戯書房 2300円+税 1956年アメリカセントルイス生まれ。76年初来日以来、のべ20年滞在。現在、一橋大学社会学研究科教授、日本文化研究、音楽社会学。ジャズピアニストでもある。昨年『呑めば、都』(筑…

週刊 奥の院 4.6

■ マイク・モラスキー 『ひとり歩き』 幻戯書房 2300円+税 1956年アメリカセントルイス生まれ。76年初来日以来、のべ20年滞在。現在、一橋大学社会学研究科教授、日本文化研究、音楽社会学。ジャズピアニストでもある。昨年『呑めば、都』(筑…

週刊 奥の院 4.5

今週のもっと奥まで〜 ■ 岸惠子 『わりなき恋』 幻冬舎 1600円+税 女優の「岸惠子」さん。作家・ジャーナリストとしても活動。 主人公は、国際的ドキュメンタリー作家・伊奈笙子(69歳)、世界を飛び回る大企業トップ・九鬼兼太(58歳)。パリ行き…

週刊 奥の院 4.5

今週のもっと奥まで〜 ■ 岸惠子 『わりなき恋』 幻冬舎 1600円+税 女優の「岸惠子」さん。作家・ジャーナリストとしても活動。 主人公は、国際的ドキュメンタリー作家・伊奈笙子(69歳)、世界を飛び回る大企業トップ・九鬼兼太(58歳)。パリ行き…

週刊 奥の院 4.4

■ 井上ひさし 著 萩尾望都 絵 『水の手紙 群読のために』 平凡社 1200円+税 水の大切さを訴える世界の人々の手紙を群読する劇。2003年「国民文化祭やまがた・2003」で初上演。 わたしたちは水です―― 子供たちの未来と水惑星・地球の行方への祈…

週刊 奥の院 4.4

■ 井上ひさし 著 萩尾望都 絵 『水の手紙 群読のために』 平凡社 1200円+税 水の大切さを訴える世界の人々の手紙を群読する劇。2003年「国民文化祭やまがた・2003」で初上演。 わたしたちは水です―― 子供たちの未来と水惑星・地球の行方への祈…

週刊 奥の院 4.3

■ 冨田江里子 『フィリピンの小さな産院から』 石風社 1800円+税 1976年大阪生まれ、看護師・助産婦。93年から2年間青年海外協力隊でモルジブの病院に勤務。97年から夫のNPO事業(植林)でフィリピンに。2000年より現地の母子診療。 ………

週刊 奥の院 4.3

■ 冨田江里子 『フィリピンの小さな産院から』 石風社 1800円+税 1976年大阪生まれ、看護師・助産婦。93年から2年間青年海外協力隊でモルジブの病院に勤務。97年から夫のNPO事業(植林)でフィリピンに。2000年より現地の母子診療。 ………

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 小池昌代編著 『おめでとう』 新潮社 1000円+税 祝いの言葉を贈る詩の数々。 よろこびという名のおさなご ブレイク 寿岳文章訳 発光 吉原幸子 荒磯 高見順 卒業式 谷川俊太郎 結婚 新川和江 生きている貝 鈴木ユリイカ 春の夜のしな…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 小池昌代編著 『おめでとう』 新潮社 1000円+税 祝いの言葉を贈る詩の数々。 よろこびという名のおさなご ブレイク 寿岳文章訳 発光 吉原幸子 荒磯 高見順 卒業式 谷川俊太郎 結婚 新川和江 生きている貝 鈴木ユリイカ 春の夜のしな…

週刊 奥の院 4.1

■ 高橋源一郎 『国民のコトバ』 毎日新聞社 1600円+税 小説家で大学の先生で、新聞・雑誌に意見を発表し、競馬の予想もする。 書くことの専門家。でも、「書いているより、読んでいる時間の方がずっと長い。書いているより、読む方が大好き」とおっしゃ…

週刊 奥の院 4.1

■ 高橋源一郎 『国民のコトバ』 毎日新聞社 1600円+税 小説家で大学の先生で、新聞・雑誌に意見を発表し、競馬の予想もする。 書くことの専門家。でも、「書いているより、読んでいる時間の方がずっと長い。書いているより、読む方が大好き」とおっしゃ…