2009-01-01から1年間の記事一覧

2F・海の本

西村慶明著「日本の客船シリーズNO.4 氷川丸」(税込1470円)がモデルアート社より刊行されました。 営業部の佐々木様より、紹介の文章をいただきましたので掲載したく思います。 日本でもっとも知られた客船、それは「氷川丸」ではないでしょうか? この本は…

「週刊奥の院」より

週刊奥の院 第29号 2009.11.6. ◇ ブックフェア フェア台すべて季節商品で埋まっていますが、それでもフェアがないと海文堂ではない。 (1)A氏蔵書 一挙放出 全点100円均一! 1F・NHKテキストコーナー前のワゴン 愛書家・古本者A氏が…

「週刊奥の院」より

週刊奥の院 第29号 2009.11.6. ◇ ブックフェア フェア台すべて季節商品で埋まっていますが、それでもフェアがないと海文堂ではない。 (1)A氏蔵書 一挙放出 全点100円均一! 1F・NHKテキストコーナー前のワゴン 愛書家・古本者A氏が…

いよいよ、明日!!! 高田郁 さん ト ー ク & サ イ ン 会 『花散らしの雨 みをつくし料理帖』(ハルキ文庫) 出 版 記 念 ! 2009年11月7日(土) ● ト ー ク・・・14:00〜14:30 (2F・ギャラリー) ● サイン会・・・14:30〜 (1F・…

いよいよ、明日!!! 高田郁 さん ト ー ク & サ イ ン 会 『花散らしの雨 みをつくし料理帖』(ハルキ文庫) 出 版 記 念 ! 2009年11月7日(土) ● ト ー ク・・・14:00〜14:30 (2F・ギャラリー) ● サイン会・・・14:30〜 (1F・…

昨日から、当店の常連のお客様の約500冊の蔵書を全品100円均一にて販売するフェアを開催しています。雑本、珍本、掘出し物、そして古本好きにはなにより愉しい「なんかようわからんけど、100円やから買っておくか」と思える本が並んでいます。ぼくもさっそく…

昨日から、当店の常連のお客様の約500冊の蔵書を全品100円均一にて販売するフェアを開催しています。雑本、珍本、掘出し物、そして古本好きにはなにより愉しい「なんかようわからんけど、100円やから買っておくか」と思える本が並んでいます。ぼくもさっそく…

「週刊 奥の院」より

*雑記 「週刊 奥の院」より ブログの更新がない。楽しみにしていてくれる人がいるのかどうかは知らねども、何か書かなきゃ読まれまい。よって、平野手書き通信「奥の院」より転載。 ■ 「週刊 奥の院」第28号 10.30発行 ◇ 来年が脇目もふらずやって来る…

人文社会

『神保町「二階世界」巡り 及ビ其ノ他』坂崎重盛/平凡社・1900円+税 一体誰が,神保町に立ち並ぶ古本屋さんの二階だけの案内記を書くだろう、書けるだろう? この人が書く、書ける。 一階と二階の品揃えの違いを書く。狭い急な階段を上がると「良心的に…

人文社会

『神保町「二階世界」巡り 及ビ其ノ他』坂崎重盛/平凡社・1900円+税 一体誰が,神保町に立ち並ぶ古本屋さんの二階だけの案内記を書くだろう、書けるだろう? この人が書く、書ける。 一階と二階の品揃えの違いを書く。狭い急な階段を上がると「良心的に…

● と き 2009年10月23日(金)〜11月1日(日)● ところ 海文堂書店・2F ギャラリースペース <Sea Space> 楽しみにしてくださるお客様も増えてきました【海文堂の古本市】も、第5回です。いくらステキな本でも、絶版になってしまっては新…

● と き 2009年10月23日(金)〜11月1日(日)● ところ 海文堂書店・2F ギャラリースペース <Sea Space> 楽しみにしてくださるお客様も増えてきました【海文堂の古本市】も、第5回です。いくらステキな本でも、絶版になってしまっては新…

雑記 岡崎武志さん新刊

岡崎武志さんの新刊2冊。 ■『太宰萌え 入門者のための文学ガイドブック』毎日新聞社 1429円+税 「太宰」ファンと公言することは恥かしいという気持ちがある。とくに男性。しかし、太宰作品は大手各社の文庫にあり、読まれ続けている。 「恥ずかしさを…

  【トーク】&【サイン会】のお知らせ

高田郁 さん ト ー ク & サ イ ン 会 2009年 11月7日(土) ● ト ー ク・・・14:00〜14:30 (2F・ギャラリー) ● サイン会・・・14:30〜 (1F・中央カウンター)『花散らしの雨 みをつくし料理帖』(ハルキ文庫) 出 版 記 念 ! ★★ 『…

  【トーク】&【サイン会】のお知らせ

高田郁 さん ト ー ク & サ イ ン 会 2009年 11月7日(土) ● ト ー ク・・・14:00〜14:30 (2F・ギャラリー) ● サイン会・・・14:30〜 (1F・中央カウンター)『花散らしの雨 みをつくし料理帖』(ハルキ文庫) 出 版 記 念 ! ★★ 『…

神戸の本

(1) 美術手帖10月号増刊『神戸ビエンナーレ2009公式ガイド そして神戸でビエンナーレ』 美術出版社 1260円(税込) 07年に続いて2回目の開催。「〜港で出会う芸術祭〜神戸ビエンナーレ」(10.3〜11.23) 芸術文化の振興と、それを…

■『蝶であった日』 中本百合枝著/書肆山田 2500円+税 初めて詩集を紹介します。人間を二つに分類する方法は色々あるけれど、詩が解るか解らないかっていう分け方もありますよね。それで言うならわたしは解らない方。ことばを字義通り捉えてしまう頭の固い…

■『蝶であった日』 中本百合枝著/書肆山田 2500円+税 初めて詩集を紹介します。人間を二つに分類する方法は色々あるけれど、詩が解るか解らないかっていう分け方もありますよね。それで言うならわたしは解らない方。ことばを字義通り捉えてしまう頭の固い…

■『どうして書くの? 穂村弘対談集』 穂村弘著/筑摩書房 1500円+税 歌人の穂村弘と、ことばに携わる人たちが「書くこと」について語り合った対談集。 一字一句完全主義でありたい穂村さんとことばのプロフェッショナル同士の対談は、どれも心地良い緊張感…

■『どうして書くの? 穂村弘対談集』 穂村弘著/筑摩書房 1500円+税 歌人の穂村弘と、ことばに携わる人たちが「書くこと」について語り合った対談集。 一字一句完全主義でありたい穂村さんとことばのプロフェッショナル同士の対談は、どれも心地良い緊張感…

雑記 『ほんまに』第10号

■『ほんまに』第10号発売。500円(税込)。 海文堂は決算棚卸しが終わり、新しい営業年度に入りました。 その途端、『ほんまに』第10号発売です。記念すべき「第10号」です。「ようもった」の身内自讃もなく、淡々と出し続ける仲間たち。エライ! か? 忘れ…

人文社会 『宮本常一離島論集』刊行開始

人文社会 『宮本常一離島論集』刊行開始 “みずのわ”すっごい頑張る! 全国離島振興協議会・(財)日本離島センター・周防大島文化交流センター監修 『宮本常一離島論集 第一巻 「怒りの孤島」に生きる人々/農業のいろは』 みずのわ出版 2800円+税 “みずの…

棚卸と加齢臭と隆慶一郎

9月30日(水)は、「棚卸」のために休業させていただきます。お客様にはご不便をおかけしますが、ご了承のほどお願いいたします。 本屋の棚卸は店にあるすべての本、雑誌の冊数と値段を調べる作業で、当店では約18万冊の在庫に立ち向かっていきます。棚…

雑記 Kさん、おめでとう。

■クマさんのあとを引き継いで。 男性スタッフ云々・・・・・・、デシャバリ平野が口火を切らねばなるまい。 Kさん、わかっているんや、ワテにあんたの幸せを如何こう言う資格なんか、ない。嫌われモンのワイにも、あんたは優しい微笑みとことばをかけてくれた。ホ…

連休の一日、元アルバイトのKさんが店を訪ねてきてくれました。彼氏を伴っての訪問だったのですが、それがなんと、婚約の報告だったんですねえ。 今日び、そういう報告を学生時代のバイト先にまで忘れずしてくれる人っているかしらん。うちの実の甥姪でさえ…

連休の一日、元アルバイトのKさんが店を訪ねてきてくれました。彼氏を伴っての訪問だったのですが、それがなんと、婚約の報告だったんですねえ。 今日び、そういう報告を学生時代のバイト先にまで忘れずしてくれる人っているかしらん。うちの実の甥姪でさえ…

人文社会&神戸の本

人文社会&神戸の本 ■『山上の蜘蛛 神戸モダニズムと海港都市ノート』季村敏夫/みずのわ出版 2500円+税 詩人季村敏夫の問題意識は、「人間の危機」。現代社会の人間観・人間性の破壊状態を憂う。 「『愛したい、誰かに愛されたい』、違う、「殺したい、誰…

■『読まず嫌い』 千野帽子著/角川書店 1700円+税 本を手に取り「はじめに」を読む。 〈私は筋金入りの読まず嫌いだった。宮澤賢治、太宰治、サリンジャー。詩歌なら石川啄木も中原中也も、もう全部がアレルゲンだった。ごめんなさい先生。残していいですか…

■『読まず嫌い』 千野帽子著/角川書店 1700円+税 本を手に取り「はじめに」を読む。 〈私は筋金入りの読まず嫌いだった。宮澤賢治、太宰治、サリンジャー。詩歌なら石川啄木も中原中也も、もう全部がアレルゲンだった。ごめんなさい先生。残していいですか…

■『通訳ダニエル・シュタイン 上』リュドミラ・ウリツカヤ著/新潮社 2000円+税 ポーランド系ユダヤ人である主人公ダニエル・シュタイン。母親がゲットーから脱出した直後に生を受けて、出自を偽りナチの通訳となってユダヤ人を助けます。その後カソリック…