昨日から、当店の常連のお客様の約500冊の蔵書を全品100円均一にて販売するフェアを開催しています。雑本、珍本、掘出し物、そして古本好きにはなにより愉しい「なんかようわからんけど、100円やから買っておくか」と思える本が並んでいます。ぼくもさっそく、横山泰三の装画と挿絵のはいった谷崎潤一郎『台所太平記』、河出新書井伏鱒二編『若き日の旅』、真鍋博のエッセイ集『ティータイム七五話』を買わせていただきました。「想像力と数百円」は糸井重里による新潮文庫のコピーでしたが、均一本にもぴったりだと思います。期間は今年いっぱいまでの予定で、さらに500冊の追加もあるとのこと。ぜひ小銭で遊びにきてください。

(北村)