2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊 奥の院 3.16

■ 野坂昭如 『終末の思想』 NHK出版新書 700円+税 久々“野坂節”。 (帯) 日本民族へ、お悔やみを申し上げる 写真は荒木経惟。 第1章 この世はもうすぐお終いだ 日本列島に、人間などいてもいなくてもいいのだ 第2章 食とともに人間は滅びる 日本は…

週刊 奥の院 3.16

■ 野坂昭如 『終末の思想』 NHK出版新書 700円+税 久々“野坂節”。 (帯) 日本民族へ、お悔やみを申し上げる 写真は荒木経惟。 第1章 この世はもうすぐお終いだ 日本列島に、人間などいてもいなくてもいいのだ 第2章 食とともに人間は滅びる 日本は…

週刊 奥の院 3.15

今週のもっと奥まで〜 ■ 田辺聖子エッセイベストセレクション(1) 『女は太もも』 文春文庫 590円+税 聖子さんの“大人の男女のアチラの話”を集める。構成は【海】仲良し編集者S村Y生。 表題エッセイ「女の太もも」。 聖子さんは小学校時代の同級生キ…

週刊 奥の院 3.15

今週のもっと奥まで〜 ■ 田辺聖子エッセイベストセレクション(1) 『女は太もも』 文春文庫 590円+税 聖子さんの“大人の男女のアチラの話”を集める。構成は【海】仲良し編集者S村Y生。 表題エッセイ「女の太もも」。 聖子さんは小学校時代の同級生キ…

週刊 奥の院 3.14

◆ 「東日本大震災を被災地から読む」 仙台の本 その3 荒蝦夷 ■ 『震災学』 vol.2 発行・東北学院大学 1800円+税 (写真はポスター) [<原発被災>をどう考えるか] 柳田邦男・齊藤康則・寺島英弥 原発事故の検証と今後 小出裕章 福島原発事故に関…

週刊 奥の院 3.14

◆ 「東日本大震災を被災地から読む」 仙台の本 その3 荒蝦夷 ■ 『震災学』 vol.2 発行・東北学院大学 1800円+税 (写真はポスター) [<原発被災>をどう考えるか] 柳田邦男・齊藤康則・寺島英弥 原発事故の検証と今後 小出裕章 福島原発事故に関…

週刊 奥の院 3.13

■ 立花隆 薈田(わいだ)純一写真 『立花隆の書棚』 中央公論新社 3000円+税 立花の自宅兼仕事場「ネコビル」(地上3階+地下2階+屋上+階段)、三丁目書庫、立教大学研究室にある全書棚の写真。書棚と蔵書について立花が語る。 写真は薈田が開発し…

週刊 奥の院 3.13

■ 立花隆 薈田(わいだ)純一写真 『立花隆の書棚』 中央公論新社 3000円+税 立花の自宅兼仕事場「ネコビル」(地上3階+地下2階+屋上+階段)、三丁目書庫、立教大学研究室にある全書棚の写真。書棚と蔵書について立花が語る。 写真は薈田が開発し…

月曜朝礼新刊紹介

【芸能】 アカヘル ■ 西川美和 『映画にまつわる醱について』 実業之日本社 1300円+税 1974年広島県生まれ、映画監督。小説も執筆。7年分のエッセイ集。 【醱】は、「ヒーロー」「裸」「オーディション」「バリアフリー」など。それらのキーワード…

月曜朝礼新刊紹介

【芸能】 アカヘル ■ 西川美和 『映画にまつわる醱について』 実業之日本社 1300円+税 1974年広島県生まれ、映画監督。小説も執筆。7年分のエッセイ集。 【醱】は、「ヒーロー」「裸」「オーディション」「バリアフリー」など。それらのキーワード…

週刊 奥の院 3.11

■ 内藤三津子 『薔薇十字社とその軌跡 出版人に聞く(10)』 インタビュー・構成 小田光雄 論創社 1600円+税 1960年代から70年代初頭のお話。 内藤は1937年上海生まれ。玄光社、中山書店、新書館、話の特集を経て、68年天声出版で『血と…

週刊 奥の院 3.11

■ 内藤三津子 『薔薇十字社とその軌跡 出版人に聞く(10)』 インタビュー・構成 小田光雄 論創社 1600円+税 1960年代から70年代初頭のお話。 内藤は1937年上海生まれ。玄光社、中山書店、新書館、話の特集を経て、68年天声出版で『血と…

週刊 奥の院 3.10

■ 永江朗 『新宿で85年、本を売るということ 紀伊國屋書店新宿本店 その歴史と矜持』 メディアファクトリー新書 740円+税 紀伊國屋書店(以下、勝手に【紀】と表記)の創業は1927年。田辺茂一(しげいち、もいちと呼ばれ、本人もそう名乗った)2…

週刊 奥の院 3.10

■ 永江朗 『新宿で85年、本を売るということ 紀伊國屋書店新宿本店 その歴史と矜持』 メディアファクトリー新書 740円+税 紀伊國屋書店(以下、勝手に【紀】と表記)の創業は1927年。田辺茂一(しげいち、もいちと呼ばれ、本人もそう名乗った)2…

週刊 奥の院 3.9

■ 鈴木勇一郎 『おみやげと鉄道 名物で語る日本近代史』 講談社 1500円+税 1972年和歌山県生まれ、立教大学学院史資料センター学術調査員、日本近代史、近代都市史。 序章 おみやげの起源とおみやげ文化 日本の特異なおみやげ文化 「名物駅弁」 神…

週刊 奥の院 3.9

■ 鈴木勇一郎 『おみやげと鉄道 名物で語る日本近代史』 講談社 1500円+税 1972年和歌山県生まれ、立教大学学院史資料センター学術調査員、日本近代史、近代都市史。 序章 おみやげの起源とおみやげ文化 日本の特異なおみやげ文化 「名物駅弁」 神…

週刊 奥の院 3.8

今週のもっと奥まで〜 ■ 大石圭 『女が蝶に変わるとき』 幻冬舎アウトロー文庫 648円+税 官能、ホラー、そして、純愛? 元はホテルだった洋館。50歳代の女性たちが集まっている。美少年にかしずかれ楽しく過ごしている様子。その女性〈あなた〉も美少…

週刊 奥の院 3.8

今週のもっと奥まで〜 ■ 大石圭 『女が蝶に変わるとき』 幻冬舎アウトロー文庫 648円+税 官能、ホラー、そして、純愛? 元はホテルだった洋館。50歳代の女性たちが集まっている。美少年にかしずかれ楽しく過ごしている様子。その女性〈あなた〉も美少…

週刊 奥の院 3.7

■ 山川徹 『それでも彼女は生きていく』 双葉社 1400円+税 (帯) 3.11をきっかけにAV女優となった女の子たちがいる。 彼女たちは震災後、何を思い、何を求め、AVの世界に足を踏み入れたのか。 今まで語られることのなかったもうひとつの震災の…

週刊 奥の院 3.7

■ 山川徹 『それでも彼女は生きていく』 双葉社 1400円+税 (帯) 3.11をきっかけにAV女優となった女の子たちがいる。 彼女たちは震災後、何を思い、何を求め、AVの世界に足を踏み入れたのか。 今まで語られることのなかったもうひとつの震災の…

週刊 奥の院 3.6

■ 石弘之・石紀美子 『鉄条網の歴史 自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明』 洋泉社 2400円+税 石弘之は元朝日新聞編集委員、国連環境計画(本部ケニア・ナイロビ)上級顧問、ザンビア特命全権大使、東大大学院教授など歴任。『地球環境報告』(岩波…

週刊 奥の院 3.6

■ 石弘之・石紀美子 『鉄条網の歴史 自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明』 洋泉社 2400円+税 石弘之は元朝日新聞編集委員、国連環境計画(本部ケニア・ナイロビ)上級顧問、ザンビア特命全権大使、東大大学院教授など歴任。『地球環境報告』(岩波…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 安藤まどか 『わが母 時実新子――母からのラブレター』 実業之日本社 1800円+税 3月10日は新子さんの7回忌。著者は長女、「まどか」はペンネーム。ウエブサイト「時実新子の川柳大学」管理人。 まどか自身が癌の告知を受け、余命…

月曜朝礼新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ 安藤まどか 『わが母 時実新子――母からのラブレター』 実業之日本社 1800円+税 3月10日は新子さんの7回忌。著者は長女、「まどか」はペンネーム。ウエブサイト「時実新子の川柳大学」管理人。 まどか自身が癌の告知を受け、余命…

週刊 奥の院 3.4

平凡社3連発! ■ 『日本の美女』 平凡社コロナ・ブックス 1800円+税 日本人画家が描いた「美人画」(日本画を中心に)の数々。 目次 美女のしぐさと情景 【身体表現の美しさ】 目もとが涼しい美女たち 黒い瞳の美人 三日月眉の美女たち 細面の美女 う…

週刊 奥の院 3.4

平凡社3連発! ■ 『日本の美女』 平凡社コロナ・ブックス 1800円+税 日本人画家が描いた「美人画」(日本画を中心に)の数々。 目次 美女のしぐさと情景 【身体表現の美しさ】 目もとが涼しい美女たち 黒い瞳の美人 三日月眉の美女たち 細面の美女 う…

週刊 奥の院 3.3

■ 大谷昭宏 『事件記者という生き方』 平凡社 1600円+税 1945年東京生まれ。68年読売新聞大阪本社入社。徳島支局を経て社会部記者一筋、「黒田軍団」。87年退社、黒田清と「黒田ジャーナル」設立。2000年独立。 1 新聞記者として生きる 早…

週刊 奥の院 3.3

■ 大谷昭宏 『事件記者という生き方』 平凡社 1600円+税 1945年東京生まれ。68年読売新聞大阪本社入社。徳島支局を経て社会部記者一筋、「黒田軍団」。87年退社、黒田清と「黒田ジャーナル」設立。2000年独立。 1 新聞記者として生きる 早…

週刊 奥の院 3.2

■ 半藤一利 『日露戦争史 2』 平凡社 1600円+税 旅順・ウラジオ艦隊との決戦、旅順要塞攻撃、二〇三高地の死闘……、「戦いにつぐ戦い」。 (帯)より。 一戦闘の勝利に陶酔しながら、そのたびに巨大な虚無をのぞきこむ指導者たち、ますます熱狂の度を高…

週刊 奥の院 3.2

■ 半藤一利 『日露戦争史 2』 平凡社 1600円+税 旅順・ウラジオ艦隊との決戦、旅順要塞攻撃、二〇三高地の死闘……、「戦いにつぐ戦い」。 (帯)より。 一戦闘の勝利に陶酔しながら、そのたびに巨大な虚無をのぞきこむ指導者たち、ますます熱狂の度を高…