2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊 奥の院 9.15

■ 『八画文化会館』 vol.2 発行・発売 八画出版部 1429円+税 総力特集:HOTEL NEW ROMANTIC 1 浴場観光ホテル 2 南国幻想ホテル 3 THE自動販売機ホテル 4 ホテル・オン・ザ・ロード 5 終末観光ホテル 6 ホテル・パイオニ…

週刊 奥の院 9.15

■ 『八画文化会館』 vol.2 発行・発売 八画出版部 1429円+税 総力特集:HOTEL NEW ROMANTIC 1 浴場観光ホテル 2 南国幻想ホテル 3 THE自動販売機ホテル 4 ホテル・オン・ザ・ロード 5 終末観光ホテル 6 ホテル・パイオニ…

週刊 奥の院 9.14

今週のもっと奥まで〜 ■ 勝目梓 『蝋燭の炎は燃え尽きる寸前に強く赤く揺らぐ』 双葉文庫 571円+税 「老いと性」。年齢などなんのその。元気な男女の6つの話。紹介するのは、Sの美女医に捕らえられた「虐げられる男」より。 獲物はまちがいなく罠にか…

週刊 奥の院 9.14

今週のもっと奥まで〜 ■ 勝目梓 『蝋燭の炎は燃え尽きる寸前に強く赤く揺らぐ』 双葉文庫 571円+税 「老いと性」。年齢などなんのその。元気な男女の6つの話。紹介するのは、Sの美女医に捕らえられた「虐げられる男」より。 獲物はまちがいなく罠にか…

週刊 奥の院 9.13

■ 松浦理英子 『奇貨』 新潮社 1300円+税 書名で思い浮かべるのは「奇貨居くべし」という中国故事。辞書にも載っている「史記 呂不韋伝」。商人・呂不韋が人質になっていた子楚を助け、秦の宰相にまでなった。 大切なものを見つけ活かすということだろ…

週刊 奥の院 9.13

■ 松浦理英子 『奇貨』 新潮社 1300円+税 書名で思い浮かべるのは「奇貨居くべし」という中国故事。辞書にも載っている「史記 呂不韋伝」。商人・呂不韋が人質になっていた子楚を助け、秦の宰相にまでなった。 大切なものを見つけ活かすということだろ…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ きたやまおさむ よしもとばなな 『幻滅と別れ話だけで終わらないライフストーリーの紡ぎ方』 朝日出版社 1500円+税 きたやまは1946年生まれ、精神分析学者。2010年まで九州大学教授。「南青山心理相談室」開設。学生時代に「…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ きたやまおさむ よしもとばなな 『幻滅と別れ話だけで終わらないライフストーリーの紡ぎ方』 朝日出版社 1500円+税 きたやまは1946年生まれ、精神分析学者。2010年まで九州大学教授。「南青山心理相談室」開設。学生時代に「…

週刊 奥の院 9.11

■ なぎら健壱 『町の忘れもの』 ちくま新書 950円+税 中日新聞・東京新聞連載(2009.7〜11.9)。 1952年東京銀座生まれ、ミュージシャン、俳優。著書多数あり。 暇さえあればカメラ抱えて町を歩き回る。東京の下町(近郊も)をめぐって、…

週刊 奥の院 9.11

■ なぎら健壱 『町の忘れもの』 ちくま新書 950円+税 中日新聞・東京新聞連載(2009.7〜11.9)。 1952年東京銀座生まれ、ミュージシャン、俳優。著書多数あり。 暇さえあればカメラ抱えて町を歩き回る。東京の下町(近郊も)をめぐって、…

週刊 奥の院 9.10

■ 黒川創 編 『鶴見俊輔 思想をつむぐ人たち』 鶴見俊輔コレクション1 河出文庫 1300円+税 人物小伝をまとめる。 1 自分の足で立って歩く イシが伝えてくれたこと イシャウッド――小さな政治に光をあてたひと 鯨の腹のなかのオーウェル 金子ふみ子――無…

週刊 奥の院 9.10

■ 黒川創 編 『鶴見俊輔 思想をつむぐ人たち』 鶴見俊輔コレクション1 河出文庫 1300円+税 人物小伝をまとめる。 1 自分の足で立って歩く イシが伝えてくれたこと イシャウッド――小さな政治に光をあてたひと 鯨の腹のなかのオーウェル 金子ふみ子――無…

週刊 奥の院 9.9

■ 『kotoba』 2012年秋号 特集:日本語を「あそぶ」 集英社 1333円+税 漢字、ひらがな、カタカナ等で表現されるコトバを駆使して 日本人は生活を彩り、他人と交わり、独自の文化を築いてきた。 知られざる漢字の成り立ちから韻文の楽しみ方、…

週刊 奥の院 9.9

■ 『kotoba』 2012年秋号 特集:日本語を「あそぶ」 集英社 1333円+税 漢字、ひらがな、カタカナ等で表現されるコトバを駆使して 日本人は生活を彩り、他人と交わり、独自の文化を築いてきた。 知られざる漢字の成り立ちから韻文の楽しみ方、…

週刊 奥の院 9.8

■ 川上未映子 『人生が用意するもの』 新潮社 1300円+税 「週刊新潮」『日経新聞』連載のエッセイ。カバーの絵は多田玲子。 1 世界のみんなが気になるところ 2 3月の記憶 3 人生が用意するもの 4 ラズノーグラーシェごっこ(1) 街中の公の場所で…

週刊 奥の院 9.8

■ 川上未映子 『人生が用意するもの』 新潮社 1300円+税 「週刊新潮」『日経新聞』連載のエッセイ。カバーの絵は多田玲子。 1 世界のみんなが気になるところ 2 3月の記憶 3 人生が用意するもの 4 ラズノーグラーシェごっこ(1) 街中の公の場所で…

週刊 奥の院 9.7

今週のもっと奥まで〜 ■ 加藤千恵 『あとは泣くだけ』 集英社 1300円+税 装幀:名久井直子 装画:いくえみ綾 著者は1983年北海道生まれ、歌人。2001年、高校生の時、歌集『ハッピーアイスクリーム』でデビュー。本書は切ない恋愛小説集。キーワ…

週刊 奥の院 9.7

今週のもっと奥まで〜 ■ 加藤千恵 『あとは泣くだけ』 集英社 1300円+税 装幀:名久井直子 装画:いくえみ綾 著者は1983年北海道生まれ、歌人。2001年、高校生の時、歌集『ハッピーアイスクリーム』でデビュー。本書は切ない恋愛小説集。キーワ…

週刊 奥の院 9.6

■ ドナルド・キーン 角地幸男訳 『正岡子規』 新潮社 1800円+税 「新潮」2011年1月号〜12月号連載。 9.19が子規の命日「糸瓜忌」。9・2「朝日新聞、天声人語」に、「獺祭忌(だっさいき)」という呼び名もあると。カワウソ。 ……カワウソは…

週刊 奥の院 9.6

■ ドナルド・キーン 角地幸男訳 『正岡子規』 新潮社 1800円+税 「新潮」2011年1月号〜12月号連載。 9.19が子規の命日「糸瓜忌」。9・2「朝日新聞、天声人語」に、「獺祭忌(だっさいき)」という呼び名もあると。カワウソ。 ……カワウソは…

週刊 奥の院 9.5

■ 寺岡洋 『ひょうごの古代朝鮮文化――猪名川流域から明石川流域』 むくげの会 1000円+税 「むくげの会」は1971年発足。朝鮮の文化・歴史・風俗・言葉を勉強するサークル。神戸学生青年センターで月2回例会を開催。 本書は「むくげ通信」連載の「風…

週刊 奥の院 9.5

■ 寺岡洋 『ひょうごの古代朝鮮文化――猪名川流域から明石川流域』 むくげの会 1000円+税 「むくげの会」は1971年発足。朝鮮の文化・歴史・風俗・言葉を勉強するサークル。神戸学生青年センターで月2回例会を開催。 本書は「むくげ通信」連載の「風…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ デビット・ゾペティ 『不法愛妻家』 新潮社 1600円+税 1962年スイス生まれ。ジュネーブ大学日本語学科中退、同志社大学で国文学専攻。日本のテレビ局記者、ディレクター。96年「いちげんさん」すばる文学賞、芥川賞候補、20…

月曜朝礼 新刊紹介

【文芸】 クマキ ■ デビット・ゾペティ 『不法愛妻家』 新潮社 1600円+税 1962年スイス生まれ。ジュネーブ大学日本語学科中退、同志社大学で国文学専攻。日本のテレビ局記者、ディレクター。96年「いちげんさん」すばる文学賞、芥川賞候補、20…

週刊 奥の院 9.3

■ 田中美穂 監修 矢部隆 『亀のひみつ』 WAVE出版 1600円+税 著者は倉敷の古書店「蟲文庫」店主。監修者は愛知学泉大学現代マネジメント学部教授で亀研究者。田中にとっては「憧れの亀先生」、出版元社長の親友という縁で、学術面をサポートしてく…

週刊 奥の院 9.3

■ 田中美穂 監修 矢部隆 『亀のひみつ』 WAVE出版 1600円+税 著者は倉敷の古書店「蟲文庫」店主。監修者は愛知学泉大学現代マネジメント学部教授で亀研究者。田中にとっては「憧れの亀先生」、出版元社長の親友という縁で、学術面をサポートしてく…

週刊 奥の院 9.2

■ 富岡多惠子 『ト書集』 ぷねうま舎 1800円+税 文庫解説や自作解説、講演などをまとめる。 「(これらの文章は)作者にとっては、芝居の台本でいえばト書のごときものではないかとふと思い……」 序章 わたしの土地 知るも知らぬも大阪の―― 大阪人の西鶴…

週刊 奥の院 9.2

■ 富岡多惠子 『ト書集』 ぷねうま舎 1800円+税 文庫解説や自作解説、講演などをまとめる。 「(これらの文章は)作者にとっては、芝居の台本でいえばト書のごときものではないかとふと思い……」 序章 わたしの土地 知るも知らぬも大阪の―― 大阪人の西鶴…

週刊 奥の院 9.1

■ 長野伸江 『この甲斐性なし! と言われるとツラい 日本語は悪態・罵倒語が面白い』 光文社新書 760円+税 1967年新潟県生まれ。放送局、編集プロダクションを経てライター。著書に『賞賛語(ほめことば)・罵倒語(けなしことば)辞典』(小学館)…

週刊 奥の院 9.1

■ 長野伸江 『この甲斐性なし! と言われるとツラい 日本語は悪態・罵倒語が面白い』 光文社新書 760円+税 1967年新潟県生まれ。放送局、編集プロダクションを経てライター。著書に『賞賛語(ほめことば)・罵倒語(けなしことば)辞典』(小学館)…