2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『女子の古本屋』(岡崎武志さん著・ちくま文庫)刊行記念イベント

■『女子の古本屋』による「女子の古本市」 『女子の古本屋』は、筑摩書房のPR誌『ちくま』に「古本屋は女に向いた職業」のタイトルで連載され、2008年に刊行されました。女性店主の素顔と開業までのエピソードを紹介した本書は、岡崎武志さんの古本ライター…

週刊 奥の院 6.17

■ 小林エリカ 『親愛なるキティーたちへ』 リトルモア 1600円+税 一見可愛い文学作品のようですが。 著者は1978年東京生まれ、作家・イラストレーター。 思春期を迎えた少女(著者)、「ごくちっぽけで馬鹿げているようなもの」だが、自分にとって…

週刊 奥の院 6.17

■ 小林エリカ 『親愛なるキティーたちへ』 リトルモア 1600円+税 一見可愛い文学作品のようですが。 著者は1978年東京生まれ、作家・イラストレーター。 思春期を迎えた少女(著者)、「ごくちっぽけで馬鹿げているようなもの」だが、自分にとって…

週刊 奥の院 6.16

◇ ヨソサマのイベント ■ 第152回 神戸古書即売会 7.1(金)〜3(日) http://hyogo-kosho.net/hpgen/HPB/index.html 兵庫県古書会館 神戸市中央区区北長狭通6−4−5 阪急花隈駅西口の北側 TEL 078−341−1569 ■ 『レコード・コレクターズ…

週刊 奥の院 6.16

◇ ヨソサマのイベント ■ 第152回 神戸古書即売会 7.1(金)〜3(日) http://hyogo-kosho.net/hpgen/HPB/index.html 兵庫県古書会館 神戸市中央区区北長狭通6−4−5 阪急花隈駅西口の北側 TEL 078−341−1569 ■ 『レコード・コレクターズ…

週刊 奥の院 6.15

■ 画・落合登 文・西川清之 『絵本 落語長屋』 ちくま文庫 1000円+税 元版は1967年青蛙房から刊行。 落合(1911−68=明治44−昭和43)東京本芝生まれ。絵は独学。松竹洋画宣伝美術部、東宝美術課・宣伝プロデューサー。 西川(1911−9…

週刊 奥の院 6.15

■ 画・落合登 文・西川清之 『絵本 落語長屋』 ちくま文庫 1000円+税 元版は1967年青蛙房から刊行。 落合(1911−68=明治44−昭和43)東京本芝生まれ。絵は独学。松竹洋画宣伝美術部、東宝美術課・宣伝プロデューサー。 西川(1911−9…

月曜朝礼新刊案内

◇ 本日は2名のみ。赤ヘルと平野。まったく新刊がないことはないやろ? わてにネタをやりたくない、ちゅうことか? 【芸能赤ヘル】 ■ 根本隆一郎 企画・監修・編集 『野口久光シネマ・グラフィックス』 開発社 2381円+税 映画宣伝ポスター。展覧会の公…

月曜朝礼新刊案内

◇ 本日は2名のみ。赤ヘルと平野。まったく新刊がないことはないやろ? わてにネタをやりたくない、ちゅうことか? 【芸能赤ヘル】 ■ 根本隆一郎 企画・監修・編集 『野口久光シネマ・グラフィックス』 開発社 2381円+税 映画宣伝ポスター。展覧会の公…

週刊 奥の院 6.13

■ 張競 『本に寄り添う』 ピラールプレス 2500円+税 1953年上海生まれ。華東師範大学助手を経て、86年東京大学大学院に留学。現在明治大学教授、比較文化論研究。『恋の中国文明史』(ちくま学芸文庫)『近代中国と「恋愛」の発見』(岩波)他著…

週刊 奥の院 6.13

■ 張競 『本に寄り添う』 ピラールプレス 2500円+税 1953年上海生まれ。華東師範大学助手を経て、86年東京大学大学院に留学。現在明治大学教授、比較文化論研究。『恋の中国文明史』(ちくま学芸文庫)『近代中国と「恋愛」の発見』(岩波)他著…

週刊 奥の院  6.12

■ 村瀬学=編 小川哲生=著 『編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた』 言視社 2000円+税 装丁=菊地信義 小川さんは1946年宮城県出身。70年大和書房入社、90年JICC出版局(現・宝島社)、95年洋泉社。2010年3月からフリ…

週刊 奥の院  6.12

■ 村瀬学=編 小川哲生=著 『編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた』 言視社 2000円+税 装丁=菊地信義 小川さんは1946年宮城県出身。70年大和書房入社、90年JICC出版局(現・宝島社)、95年洋泉社。2010年3月からフリ…

週刊 奥の院 6.11

■ 『東日本大震災 復興支援地図』 昭文社 952円+税 B4版 青森・岩手・宮城・福島・茨城・千葉各県の太平洋沿岸地域の地図と震災関連情報を掲載。津波浸水範囲、災害対策本部・避難所、道路交通規制、鉄道運休状況を表示。 沿岸を八戸から順に南下して…

週刊 奥の院 6.11

■ 『東日本大震災 復興支援地図』 昭文社 952円+税 B4版 青森・岩手・宮城・福島・茨城・千葉各県の太平洋沿岸地域の地図と震災関連情報を掲載。津波浸水範囲、災害対策本部・避難所、道路交通規制、鉄道運休状況を表示。 沿岸を八戸から順に南下して…

週刊 奥の院 6.10

■ 『本づくりの匠たち』 グラフィック社 2000円+税 手にした一冊の本。これらができあがるまでに、どれだけ多くの人たちが関わっているのだろうか。 著者、デザイナー、編集者、印刷会社。こうしたところはよく名前があがってくるところでしょう。でも…

週刊 奥の院 6.10

■ 『本づくりの匠たち』 グラフィック社 2000円+税 手にした一冊の本。これらができあがるまでに、どれだけ多くの人たちが関わっているのだろうか。 著者、デザイナー、編集者、印刷会社。こうしたところはよく名前があがってくるところでしょう。でも…

 週刊 奥の院 6.9

■ 司修 『本の魔法』 白水社 2000円+税 画家、装幀家、作家。本書の装幀も。 これまで装幀を担当した15冊の本と作家について語る。 萩原朔太郎が『自著の装幀について』で、自装した『定本青猫』成功は出版社が「気の毒なほど熱心に尽力して、僕の思…

 週刊 奥の院 6.9

■ 司修 『本の魔法』 白水社 2000円+税 画家、装幀家、作家。本書の装幀も。 これまで装幀を担当した15冊の本と作家について語る。 萩原朔太郎が『自著の装幀について』で、自装した『定本青猫』成功は出版社が「気の毒なほど熱心に尽力して、僕の思…

『女子の古本屋』(岡崎武志さん著・ちくま文庫)刊行記念イベント

■『女子の古本屋』による「女子の古本市」 『女子の古本屋』は、筑摩書房のPR誌『ちくま』に「古本屋は女に向いた職業」のタイトルで連載され、2008年に刊行されました。女性店主の素顔と開業までのエピソードを紹介した本書は、岡崎武志さんの古本ライター…

週刊 奥の院

■ 和田誠 『五・七・五 交遊録』 白水社 2300円+税 この人も多才、もちろん本書の装丁も。 フミキリノマヘニナランダネギバウズ 6歳の時に初めて作った句だそう。 カタカナも旧仮名使いも絵本や漫画で自然に憶えた。季語は知らなくてもただ情景を書いた…

週刊 奥の院

■ 和田誠 『五・七・五 交遊録』 白水社 2300円+税 この人も多才、もちろん本書の装丁も。 フミキリノマヘニナランダネギバウズ 6歳の時に初めて作った句だそう。 カタカナも旧仮名使いも絵本や漫画で自然に憶えた。季語は知らなくてもただ情景を書いた…

月曜朝礼 新刊紹介

◇ 【文芸クマキ】 ■ 集英社創業85周年企画 『戦争×文学 (戦争と文学)』 全20巻 別巻1 http://www.shueisha.co.jp/war-lite/ 第1回配本 第8巻 アジア太平洋戦争 太宰治『待つ』 上林暁『歴史の日』 豊田穣『真珠湾・その生と死』 吉田満『戦艦大和ノ…

月曜朝礼 新刊紹介

◇ 【文芸クマキ】 ■ 集英社創業85周年企画 『戦争×文学 (戦争と文学)』 全20巻 別巻1 http://www.shueisha.co.jp/war-lite/ 第1回配本 第8巻 アジア太平洋戦争 太宰治『待つ』 上林暁『歴史の日』 豊田穣『真珠湾・その生と死』 吉田満『戦艦大和ノ…

週刊 奥の院 6.6

■ 北村薫 『飲めば都』 新潮社 1700円+税 続いても新潮社。 主人公は文芸編集女子・都。 出版社に勤めている。年の頃なら、そう、当人は二十七八、三十でこぼこに見られるだろうと期待している。 思っている、と書かないところに、彼女の理性が、いささ…

週刊 奥の院 6.6

■ 北村薫 『飲めば都』 新潮社 1700円+税 続いても新潮社。 主人公は文芸編集女子・都。 出版社に勤めている。年の頃なら、そう、当人は二十七八、三十でこぼこに見られるだろうと期待している。 思っている、と書かないところに、彼女の理性が、いささ…

週刊 奥の院 6.5

■ 河野多惠子 『逆事(さかごと)』 新潮社 1500円+税 何で、この本? 実は、『波』で佐久間さんが著者インタビューしているから。ちょっと前に紹介した「文ちゃん」。お元気そうで何より嬉しい。もっと出てきてください。 短篇5篇。表題作「逆事」。 …

週刊 奥の院 6.5

■ 河野多惠子 『逆事(さかごと)』 新潮社 1500円+税 何で、この本? 実は、『波』で佐久間さんが著者インタビューしているから。ちょっと前に紹介した「文ちゃん」。お元気そうで何より嬉しい。もっと出てきてください。 短篇5篇。表題作「逆事」。 …

週刊 奥の院 6.4

■ ハロルド・ハーツォグ 『ぼくらはそれでも肉を食う 人と動物の奇妙な関係』 訳:山形浩生、守岡桜、森本正史 柏書房 2400円+税 ウェスタンカロライナ大学心理学科教授、「人類動物学」。人間が他の生物種との交流を図るときの心理のあり方について研…

週刊 奥の院 6.4

■ ハロルド・ハーツォグ 『ぼくらはそれでも肉を食う 人と動物の奇妙な関係』 訳:山形浩生、守岡桜、森本正史 柏書房 2400円+税 ウェスタンカロライナ大学心理学科教授、「人類動物学」。人間が他の生物種との交流を図るときの心理のあり方について研…