月曜朝礼新刊案内

◇ 本日は2名のみ。赤ヘルと平野。まったく新刊がないことはないやろ? わてにネタをやりたくない、ちゅうことか?
【芸能赤ヘル
■ 根本隆一郎 企画・監修・編集
野口久光シネマ・グラフィックス』 開発社
 2381円+税
 映画宣伝ポスター。展覧会の公式図録。
 西宮大谷記念美術館 6・4〜7.31 http://www9.ocn.ne.jp/~otanimus/
 野口は1909(明治42)年宇都宮市生まれ。33年東京美術学校卒業、東和商事映画部・図案課。42年、臨戦体制で東和解散、上海の映画会社に移る。音楽評論でも活動。李香蘭山口淑子)のリサイタルの企画・構成。46年帰国、東宝、新東宝でプロデューサー。51年東和映画宣伝部。70年退職までポスター制作。『天井桟敷の人々』『第三の男』『禁じられた遊び』『大人は判ってくれない』など。画像はこちらを。
http://www.google.co.jp/search?q=%E9%87%8E%E5%8F%A3%E4%B9%85%E5%85%89&hl=ja&biw=1250&bih=774&prmd=ivnso&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=Qur1TZX0Go-muQOo9PXnBg&sqi=2&ved=0CEoQsAQ

 ジャズ、ミュージカルの評論でも有名。94年6月逝去。
 石原慎太郎大林宣彦児玉清立川談志、仲代達也、松本幸四郎宮城まり子山口淑子山田宏一横尾忠則が寄稿。


【文庫】

■ 岡崎武志 『女子の古本屋』 ちくま文庫 840円+税 
 PR誌『ちくま』連載06年10月から1年間。単行本08年3月。そして今回文庫化。
 この5年の間に「女子の古本屋の世界は大きく広がりつつある」。
 岡崎さんの本をきっかけに開業・独立した人がいるかもしれない。責任者、出てきた!
 書き下ろし:それからの「女子の古本屋」
 解説:近代ナリコ
“古本屋という道で生きる”と決意した勁い女性たちが全国から海文堂に出品してくださいます。いよいよ今月24日から26日です。25日には岡崎さんと京都の善行堂・山本さんも来店されます。お楽しみに。
(平野)