2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

月曜朝礼 新刊紹介 の代わり

15日は健康診断で、先週は祝日で「月曜朝礼 新刊紹介」なし。私以外が本を紹介すること、かなり遠ざかっているので、たぶんこんな本紹介するやろなあ、と、私が選んだ。やっぱり、おっさんかい!? 【文芸】 ■ 角田光代 『空の拳』 日本経済新聞出版社 1…

月曜朝礼 新刊紹介 の代わり

15日は健康診断で、先週は祝日で「月曜朝礼 新刊紹介」なし。私以外が本を紹介すること、かなり遠ざかっているので、たぶんこんな本紹介するやろなあ、と、私が選んだ。やっぱり、おっさんかい!? 【文芸】 ■ 角田光代 『空の拳』 日本経済新聞出版社 1…

追悼 成田一徹

追悼 成田一徹 辛いお知らせです。 切り絵作家の成田一徹さんが10月14日脳出血で逝去されました。 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005449412.shtml 仕事先の東京で倒れられたという知らせを聞いたのは12日でした。享年63歳。 「神戸の残り香…

追悼 成田一徹

追悼 成田一徹 辛いお知らせです。 切り絵作家の成田一徹さんが10月14日脳出血で逝去されました。 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005449412.shtml 仕事先の東京で倒れられたという知らせを聞いたのは12日でした。享年63歳。 「神戸の残り香…

週刊 奥の院 10.14

■ 鶴見俊輔 『身ぶりとしての抵抗』 黒川創 編 鶴見俊輔コレクション2 河出文庫 1300円+税 解説 川上弘美 目次 1 わたしのなかの根拠 「殺されたくない」を根拠に 遠い記憶としてではなく 方法としてのアナキズム 『日本好戦詩集』について 「君が代…

週刊 奥の院 10.14

■ 鶴見俊輔 『身ぶりとしての抵抗』 黒川創 編 鶴見俊輔コレクション2 河出文庫 1300円+税 解説 川上弘美 目次 1 わたしのなかの根拠 「殺されたくない」を根拠に 遠い記憶としてではなく 方法としてのアナキズム 『日本好戦詩集』について 「君が代…

週刊 奥の院 10.13

■ 栗原哲也 『神保町の窓から』 影書房 2200円+税 日本経済評論社社長。1941年群馬県出身。1970年、勤めていた出版社の先輩と同社設立。名称のとおり経済研究の専門書を中心に出版。創立から5年は何度もピンチがあったが、80年には社員は2…

週刊 奥の院 10.13

■ 栗原哲也 『神保町の窓から』 影書房 2200円+税 日本経済評論社社長。1941年群馬県出身。1970年、勤めていた出版社の先輩と同社設立。名称のとおり経済研究の専門書を中心に出版。創立から5年は何度もピンチがあったが、80年には社員は2…

週刊 奥の院 10.12

■ 江國香織 『犬とハモニカ』 新潮社 1400円+税 短篇6作品。 表題作は第38回川端康成文学賞受賞。 トーホクでボランティア活動するために来日した青年、海外在住の娘を訪ねた老婦人、妻子は旅行帰り・夫出迎え、大家族一行、出張帰りのビジネスマン……

週刊 奥の院 10.12

■ 江國香織 『犬とハモニカ』 新潮社 1400円+税 短篇6作品。 表題作は第38回川端康成文学賞受賞。 トーホクでボランティア活動するために来日した青年、海外在住の娘を訪ねた老婦人、妻子は旅行帰り・夫出迎え、大家族一行、出張帰りのビジネスマン……

週刊 奥の院 10.11

■ 三浦しをん 『本屋さんで待ち合わせ』 大和書房 1400円+税 2006年『まほろ駅前多田便利軒』直木賞。 本年『舟を編む』本屋大賞。映画化、来年4月公開。松田龍平、宮崎あおい主演。 書評と本にまつわるエッセイ。 一日の大半を読書で過ごしている…

週刊 奥の院 10.11

■ 三浦しをん 『本屋さんで待ち合わせ』 大和書房 1400円+税 2006年『まほろ駅前多田便利軒』直木賞。 本年『舟を編む』本屋大賞。映画化、来年4月公開。松田龍平、宮崎あおい主演。 書評と本にまつわるエッセイ。 一日の大半を読書で過ごしている…

週刊 奥の院 10.10

■ 松岡正剛 『松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。』 青幻舎 1800円+税 2009年10月、丸善丸の内本店に、編集工学研究所所長・松岡プロデュース「松丸本舗」がオープンした。3年経った本年9月30日閉店。 松岡は広告営業マンから、71年…

週刊 奥の院 10.10

■ 松岡正剛 『松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。』 青幻舎 1800円+税 2009年10月、丸善丸の内本店に、編集工学研究所所長・松岡プロデュース「松丸本舗」がオープンした。3年経った本年9月30日閉店。 松岡は広告営業マンから、71年…

週刊 奥の院 10.9

■ 佐高信 『飲水思源 メディアの仕掛人(プロデューサー)、徳間康快(やすよし)』 金曜日 1500円+税 イラストレーション:いわほりけん 装幀:間村俊一 「飲水思源」は中国の言葉で、水を飲む時にはその井戸を掘った人を思えという意味である。コウカ…

週刊 奥の院 10.9

■ 佐高信 『飲水思源 メディアの仕掛人(プロデューサー)、徳間康快(やすよし)』 金曜日 1500円+税 イラストレーション:いわほりけん 装幀:間村俊一 「飲水思源」は中国の言葉で、水を飲む時にはその井戸を掘った人を思えという意味である。コウカ…

週刊 奥の院 10.8

■ 司修 『孫文の机』 白水社 2200円+税 「孫文の机」とは、ぼくが二十五歳のころ、前橋の家から布団一枚とボストンバック一つを持って出て赤羽稲付町に住み、赤羽袋町にた画家・大野五郎さんと知りあい、一年ばかりの間に聞いた短い言葉であるが、現在…

週刊 奥の院 10.8

■ 司修 『孫文の机』 白水社 2200円+税 「孫文の机」とは、ぼくが二十五歳のころ、前橋の家から布団一枚とボストンバック一つを持って出て赤羽稲付町に住み、赤羽袋町にた画家・大野五郎さんと知りあい、一年ばかりの間に聞いた短い言葉であるが、現在…

週刊 奥の院 10.7

■ 赤坂憲雄 『3・11から考える「この国のかたち」 東北学を再建する』 新潮選書 1200円+税 目次 序章 新章東北学 歩きながら考えた一年の記録 東北学第二章への道 1 東北に刻まれた近代の「夢」 野蒜〜松島湾 2 海辺の幽霊譚 『遠野物語』を手に、…

週刊 奥の院 10.7

■ 赤坂憲雄 『3・11から考える「この国のかたち」 東北学を再建する』 新潮選書 1200円+税 目次 序章 新章東北学 歩きながら考えた一年の記録 東北学第二章への道 1 東北に刻まれた近代の「夢」 野蒜〜松島湾 2 海辺の幽霊譚 『遠野物語』を手に、…

イベント 神戸下町 おかんアート展

「おかんアート」が帰ってくる! ■ 神戸下町 おかんアート展 2012 まもる編 10・6〜7 11:00−18:30 2Fギャラリースペース 入場無料 手作り教室は参加費500円(要予約・お菓子付) 【おかんアート】 主催:下町レトロに首っ丈の会 それ…

週刊 奥の院 10.6

■ 宮崎正勝 『海図の世界史 「海上の道」が歴史を変えた』 新潮選書 1400円+税 著者は1942年東京生まれ。高校教諭(世界史)、大学講師から北海道教育大学教授、07年退官。『イスラム・ネットワーク』(講談社)、『ジパング伝説』(中公新書)、…

イベント 神戸下町 おかんアート展

「おかんアート」が帰ってくる! ■ 神戸下町 おかんアート展 2012 まもる編 10・6〜7 11:00−18:30 2Fギャラリースペース 入場無料 手作り教室は参加費500円(要予約・お菓子付) 【おかんアート】 主催:下町レトロに首っ丈の会 それ…

週刊 奥の院 10.6

■ 宮崎正勝 『海図の世界史 「海上の道」が歴史を変えた』 新潮選書 1400円+税 著者は1942年東京生まれ。高校教諭(世界史)、大学講師から北海道教育大学教授、07年退官。『イスラム・ネットワーク』(講談社)、『ジパング伝説』(中公新書)、…

週刊 奥の院 10.5

今週のもっと奥まで〜 ■ サタミシュウ 『彼女はいいなり』 角川文庫 476円+税 高校生鷺坂美樹くん、彼女の浮気現場を目撃して大ショック。彼を慰めてくれるのは美術の志保先生、「しほしほ」。童顔で小柄な先生、実は……。青春SM小説シリーズ。 …… 「先…

週刊 奥の院 10.5

今週のもっと奥まで〜 ■ サタミシュウ 『彼女はいいなり』 角川文庫 476円+税 高校生鷺坂美樹くん、彼女の浮気現場を目撃して大ショック。彼を慰めてくれるのは美術の志保先生、「しほしほ」。童顔で小柄な先生、実は……。青春SM小説シリーズ。 …… 「先…

週刊 奥の院 10.4

■ 今尾恵介 『地図で読む昭和の日本 定点観測でたどる街の風景』 白水社 1900円+税 明治維新以来、近代化を急速に進めた日本。その激変の時代にあって全国各地の都市は、江戸時代までに形成された原型を基礎にしつつも、その後の殖産産業、富国強兵など…

週刊 奥の院 10.4

■ 今尾恵介 『地図で読む昭和の日本 定点観測でたどる街の風景』 白水社 1900円+税 明治維新以来、近代化を急速に進めた日本。その激変の時代にあって全国各地の都市は、江戸時代までに形成された原型を基礎にしつつも、その後の殖産産業、富国強兵など…

週刊 奥の院 10.3

■ 小田嶋隆 『もっと地雷を踏む勇気 わが炎上の日々』 技術評論社 1480円+税 WEBマガジン「日経ビジネスオンライン」連載コラム。 どんとこい、炎上! あえて地雷を踏む、覚悟をもって言論。 第1章 わが心は維新にあらず――Idiot Wind―― 第…

週刊 奥の院 10.3

■ 小田嶋隆 『もっと地雷を踏む勇気 わが炎上の日々』 技術評論社 1480円+税 WEBマガジン「日経ビジネスオンライン」連載コラム。 どんとこい、炎上! あえて地雷を踏む、覚悟をもって言論。 第1章 わが心は維新にあらず――Idiot Wind―― 第…