週刊 奥の院 7.26
■ 『BOOK 5』 第2号 トマソン社 476円+税
特集 本で旅する日本地図
●古本屋センチメンタルジャーニー 小山力也
●からっぽの音 放浪書房 富永浩通
●インタビュー 「ギフノート」のつくりかた
●犬山 「犬山」に導かれちゃった者たち。 古沢和宏
●北九州 雲のうえのしたより 林舞
●沖縄 宜野湾市のもう一つの顔 平山鉄太郎
●神戸 エエジャナイカ 北村知之
●新潟 北書店の2年間 佐藤雄一
●盛岡 ふたりの木村 盛岡に『てくり』あり 木村衣有子
「神戸」は【海】アカヘル。読んでやってください。
休日、近所の古本屋さんに本を売りに。30冊ほど引き取ってもらって、そのお金で詩集と詩論を3冊買う。
……部屋にもどると、本棚のかたすみはぽっかりと穴があいたようになっていた。いつまでも読みもしない本をためこんでいることがしんどくなってしまった。いつかほんとうになにも読めなくなる日がくるのだ。……
■ 『en−taxi』 Vol.36 扶桑社 819円+税
特集:「コメディエンヌ! なぜ女はおもしろいか」
連載:重松清の「このひとについての一万六千字」
浦沢直樹登場。テーマは「巨大なるマイナー」。
【TALK】 木内昇×西村賢太 「時代小説と私小説――小説書きの日々と指針」
■ 『芸術新潮』 8月号 新潮社 1333円+税
特集 美女と幽霊 案内役 安村敏信(板橋区立美術館館長)
幽霊画とは何か?
クセ者ぞろい幽霊画キャラクター名鑑
束芋と観る大阪・謎の幽霊画
芝居気たっぷり、浮世絵の幽霊たち 他
表紙は松井冬子描きおろし最新作『鳥眼』。
(平野)