週刊 奥の院 12.3
■ みき・つきみ 文 柳原良平 画
『どんぶら どんぶら 七福神』
こぐま社 1000円+税
柳原さんは絵本もたくさん描いている。
七福神は神様でありますが、なんとなく人なつっこいふんいきで庶民的。子どもの頃からよく絵に描いた七人の神様が、一冊の絵本になって感激です。八十歳になった私のよい思い出ができました。
みきさんは広告業界の人。本書が初の絵本。
本当に神様なんているの? と信じない人、いませんか。
います。神様はいますよ。だってね。何を隠そう、これがぼくにとってはじめての絵本なのです。それが広告界の大先輩とこんな楽しい作品をつくれたのですから、まさに七福神のおかげ以外何ものでもないではありませんか。
どんぶら どんぶら なみわけて
どんぶら どんぶら 宝船
あれに みえるは しちにんの
ふくの かみさま 七福神
明るく楽しい福の歌。数え歌です。【海】は、もう正月?
https://www.kogumasha.co.jp/book/info.php?products_id=1394
(平野)2F海の本コーナーにて“柳原良平絵本”ミニフェア。
『ほんまに』を空犬通信さんが取り上げてくださいました。ありがとうございます。
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