海文堂あれこれ雑記



■ 『月刊 KOBE グー』という神戸市の文化PR誌があります。市の施設などで無料配布しているものです。その9月号にある方が海文堂書店にて」という文を寄稿されています。
 ラジオで紹介された本の書名をはっきりとは覚えていなくて、それでも、
「たずねてみよう、という気になったのは、海文堂だから」
「本を買った時に包装してくれるブックカバーは、この店でだけはつけてもらう」
……
 当店の歴史についても言及してくださっています。私、書き写すのも恥ずかしいほどの言葉の数々。「ビジュアル系がいて〜」というのはありませんが。
 本好きの方々に支えられていること、忘れてはなりません。売り上げ低迷していますが、まだまだツブレル訳にはいきません。
 Sさん、ありがとうございます。できるところまでやってみます。降参するまでは見放さないでくださいませ。




 HPで紹介しているもの以外のフェア。
■ 先に案内のとおり、文芸書コーナーで「新潮クレスト・ブックス」のフェア。小冊子配布中です。 イアン・マーキュアン『ソーラー』を中心に。豊崎由美さんの書評をぜひお読みください。
「(主人公に注がれるアイロニカルな視線は)地球温暖化による環境破壊を気にしつつ、便利さを手放せず問題を先送りにしようとしている世界中の大勢の“わたし”や、3・11を経てもなお原子力発電という力を手放せないでいる日本中の大勢の“わたし”にも向けられているのだ」
担当クマキ

■ M・ブラウン(文・写真) 谷川俊太郎(訳)『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』(港の人)刊行記念“詩集フェア”
高田敏子『月曜日の詩集』(日本図書センター
立原道造詩集 僕はひとりで/夜がひろがる』(PARCO)
『陽気な引っ越し 菅原克己のちいさな詩集』(西田書店)
『杉山平一詩集 夜學生』(竹林館)
木山捷平全詩集』(講談社文芸文庫
長田弘草野心平井伏鱒二まど・みちお、もちろん谷川俊太郎も。ドイツ詩集も2冊あり。アカヘル撰
 アカヘルはこうきました。他の人間なら、ブラウン絵本とか、谷川本もしくは谷川訳でしょう。
(平野)HP、「眼」も更新。ヨウコさん、お待たせしました。アホ文読んでリフレッシュしてくんなまし。できひん!?
台風のおかげで呑み会が2件中止に。午前8時現在、神戸は強い雨。まだ当分かかりそう。皆さん、お気をつけて。