週刊 奥の院


 ■『仙台学 vol.11 東日本大震災 』 荒蝦夷  
入荷しました!1000円+税
 
被災した弱小出版社がつくった本。地元の出版社だからこそできた本。
【表1】と【表4】を掲げる。執筆者だけでも見ておくれ! 内容は少しずつ紹介していく。
 写真は気仙沼の本屋さんで津波に遭った『仙台学』。土方代表は「チクショー!」と叫んだ。 
 27日も取材あり。農山漁村文化協会の雑誌『季刊 地域』。取材者はいつも営業に来るO女史。なんでもやる。

『en−taXi(エンタクシー)』No.32 “緊急大特集 作家たちの東日本大震災 43人の「3月11日14時46分」と「これから」” 扶桑社 819円+税


 仙台列震――大震災日記(抄) 佐伯一麦
 言葉ヌキに出てきた現実 赤瀬川原平
 「地震のときのこと」 柴崎友香 
 それからの日本を思う 坪内祐三
 アンケート 作家たちの「あの時」と「今、思うこと」で、海文堂のイベントに協力をしてくださるO・Tさんの回答が(私、不謹慎ですが)おかしい。仕事先の新聞社に避難して、家に電話。「家族はだいじょうぶ?」と聞いたつもりが、ひょっとしたら「本はだいじょうぶ?」と先に聞いたかもしれない……。

◇毎月最終の水曜日は【海事ゴットさん】朝礼当番で、海事書紹介。本日久々。

国土交通省海事局監修 『海事六法 2011年版』 海文堂出版 4800円+税
 
海事法令の改正で関係者必携。A5版、2058ページ。

国土交通省海事局検査測度課監修 『危険物船舶運送及び貯蔵規則 15訂版』 海文堂出版 28500円+税
 
 危険物海上輸送についての国際ルール。法改正あり。A4版、716ページ。

井上欣三 『操船の理論と実際』 成山堂書店 4400円+税
 

 著者は神戸大学名誉教授。「船舶の安全航行に必要な操船の理論と、実際の船の動きを結び付け体系化」。

廣澤明 『ブリッジ・リソース・マネジメント』 成山堂書店 3000円+税
 
 元日本郵船船長、海技大学校客員教授。過去の海難事故を分析し、ヒューマンエラーによる事故防止。

■海事書5月のフェア「光人社文庫の船の本」 1F東入口。
(平野)忘れとった『ほんまに』ニュース。
「神戸とミステリー」[西村京太郎『新神戸 愛と野望の殺人』]
「街を写す」[筒井康隆『メタモルフォセス群島』]
「湊東古書四時雑記」[金色の蝙蝠 十一谷義三郎 後編]