図書券は大丈夫やで - 海文堂書店日記

小説現代

　おっさん　アホか通信　年忘れオオボケ号
■「週刊　奥の院」最新号の「もっと奥まで〜」は、『小説現代』１月号から。睦月影郎『掛け乞い』。挿絵は山本タカト。「とっても、とても」です。　
■前にも私の鼻歌のこと書いたと思う。ド演歌を口ずさんでいたら、そばにいたスタッフが「愛の讃歌？」と訊ねよった話。私、回復、早いほうです。これくらいではへこたれん。周りは迷惑でしょうけど。
　クリスマス前はメドレーでやってましたし、いまなら「もういくつ寝ると」です。
「平野さん、楽しそうですね」
（この季節はねー）
　年中楽しいですけど。
　閉店して、ついつい浮かれてまたまた口ずさんでいました。
　バイト君が、
「何の歌ですか？」　
（『KAGEROU』の嫁はんのや）
「えー、そんなのありましたあ？」
（もう２度と歌わん。やめた。第２の人生、歌手で行こう思とったのに･･････）
　とは言っても、２分と持ちませんな。

■文具券やレコード券など各種商品券が使えなくなるというので、図書券もか？　との問い合わせが何度かありました。
　ご安心ください。図書券・図書カードは大丈夫です。でも、タンスに仕舞ったままにしないで、どんどん使ってください。もったいないです。
　法律の改正で、儲からないと判断した「券」はやめられるようになったそう。発行側は無責任というか、ボッタクリです。
　http://www.toshocard.com/common/pdf/20101224.pdf

■休みの日に、妻と落語会。枕で、江戸の年越しと新年について語らはった。
　昔は数え年。正月になったら皆一斉にひとつ歳を取る。大晦日までにその年のうちの借金やら支払いをすます。除夜の鐘を聞きながら、
「ええ年やったなー」
　という人もいれば、
「来年こそはええ年に」
　という人もいる。皆が新しい気持ちで新年を迎える。
「あけましておめでとう」と。
　元日から仕事をする方には申し訳ないですが、せめて年に１日くらい、「みんな休み」でいいのでは。

　
　本年もアホ話にお付き合いくださいましてありがとうございます。来年も変わりません。変わりようがない。
　皆さま、良いお正月をお過ごしください。
　あなたの１冊目は何ですか？
　私は、取って置いた本２冊あります。それより読みかけのがいっぱいですけど。
（平野）