月曜朝礼 新刊紹介

【理工書】 ゴット撰 

8.1より1F階段下フェア台にて“大人のための数学の本”開催。NHKのニュース番組でも数学本が取り上げられたそう。
■ G・ポリア 『いかにして問題をとくか』 丸善 1500円+税 
 1954(昭和29)年初版のロングセラー。未知の問題に遭遇したとき、どう考えればいいのか。論理の筋みちを解説。  
■ 吉田武 『新装版 オイラーの贈物  人類の至宝eiπ=−1を学ぶ』 東海大学出版会 1800円+税
 元本、文庫あわせて10万部のベストセラーを新装本で。




【文芸】 クマキ撰
 音楽書出版の「アルファベータ」が文芸書
■ 見沢知廉 『背徳の方程式』 紹介済み
■ 小谷野敦 『東海道五十一駅』 1800円+税
 比較文学研究。『母子寮前』が前回の芥川賞候補。私小説。収録作品3篇、表題作と「ロクシィの魔」「あなたの肺気腫を悪化させます」

 同社の文芸書のキャッチ。“著名にして異端。不遇な文学者たちの未刊作品”
 担当者の弁、将来のある作家に“不遇”とつけるのは……? 
【芸能】アカヘル撰
■ 加藤典洋 『耳をふさいで、歌を聴く』 アルテスパブリッシング 2300円+税
敗戦後論』の加藤さん。書名だけでクラシック評論と思っていました。Jポップでした。奥田民夫、スガシカオ忌野清志郎、桑田圭祐など。
 まったくのシロートを自認しますが、雑誌の仕事や、編集者との交際で聴きこんでおられます。
 

 音楽を聴いていると、だんだん音楽の友人になってくる。でも私は、耳をふさぐようにして聴いた。また書いた。音楽の友人になるまえに、音楽に見知られるまえに、まったく音楽を知らない人間として、「音楽」について、「Jポップ」について、「日本のロック」について書きたかったのである。音速に追いつかれない、招かれざる客として。耳をそばだて、すませば聞こえるのが歌なら、ふさげば、――何が聞こえるのか。


■ 『岡林、信康を語る』 ディスクユニオン 1905円+税
 岡林信康生誕65周年、禁煙10周年記念!? 語り下ろしインタビュー集。
 東京編  これまでの音楽遍歴の話。
 京都編  実生活、現在京都府綾部の山村で自給自足。
(平野)

琉球かあちゃんオールスターズ編 マンガ=三木静(しず)
『まんが 琉球こどもずかん』 ボーダーインク
 1500円+税
 カイエさん推奨の本、入荷しました。
 三木さんは尼崎出身の切り絵作家・イラストレーター、沖縄在住。
 

日頃から、何の音楽も流れていないのに突然踊りだす娘や そのへんで命がけで遊ぶこどもたちをみては「こどもの頭の中をのぞいてみたい」と思ったりしていました

 かあちゃんたちに取材!! アンケート!! こどもたち観察!! そしてまた取材!! 呑み!! そしてまた取材!!
 全沖縄のこどもオールスターズ。 こちらを。http://borderink.shop-pro.jp/?pid=33136044
■ 『仙台学 Vol.12 東日本大震災 揺れ痕の声』 荒蝦夷 1100円+税 入荷しました。紹介は明日から。
◇ HP更新しました。http://www.kaibundo.co.jp/index.html