おっさん アホか通信

■ジョン……?
 HP「本屋の眼」今月号が、ごく身内でうけていまして。http://www.kaibundo.co.jp/honyanome/honyanome.htm
 いつもと何の変わりもないショーモナイ・アホネタです。後半の「海文堂でいちばんジョンに似ている〜」です。早い話が「おちょくられている」のですが、私、ほんとうに素直に育っておりますので、言葉通りに受け止め、今日に至っています。周りの人も“アホ”の扱いは心得たもので、ブロマイドをくださいました。

 エーッ! このジョン……?
■古本ロシナンテでGET
 岸田典子『黄冠の歌人塚本邦雄〉』コーべブックス(昭和52.3 限定500部)
 コーべブックスの本はなかなか出ないそうです。
◇今週のもっと奥まで〜
 桜庭一樹 『ばらばら死体の夜』 集英社 1500円+税 

 あらすじ(帯)から。 

四十過ぎの翻訳家、吉野解(さとる)は貧乏学生の頃に下宿していた神保町の古書店「泪亭」の二階で謎の美女、白井砂漠と出会う。裕福な家庭に育った妻とは正反対の魅力に強く惹かれ、粗末な部屋で何度も体を重ねる。しかし、砂漠が解に借金を申し込んだことから「悲劇」の幕があがる――!

 女は偽名・整形・多重債務者。男も借金があり、印税でようやく返済できた。
 金を貸せと言ったとき、女は男の顔の向こうに「幽霊の手のような揺らめきが不気味にひろがって」いるのが見えた。
 男は、女のことを「ちぐはぐで変な人間だ」と思った。ばらばらにしたら、「初めてこの人らしい姿に落ち着けたように見えた」。
 おお、こわっ!
(平野)