おっさん アホか通信

センセイの書斎



■文庫新刊、書店員たちの一押しは、内澤旬子『センセイの書斎』(河出文庫)のようです。私だって、「旬子サマ」ファンだから、当然押しますけど、本は幻戯書房版を持っているんだよ〜ん。
サインは04年にいただいた、「旬子サマ」のサイン、『東方見便録』(文春文庫)。
家宝から特別に御開帳するものである。

■昨日紹介の吉川潮さんは作家、落語他演芸の著書も多数。新潮社の『波』で「対談シリーズ・寿限無の言い分」連載中。1月号、神戸出身の「桂あやめ」登場。うちの娘の友だちのおかあさんと、息子の少年野球仲間のおとうさんが彼女と同級生、という、私とは無関係の関係。
 吉川さんが彼女に対談登場を願った理由。

紅一点の彩りなどというよくある理由ではなく、あやめは落語だけでなく座談も面白いと知っているからだ。なにせ落語家になってからというもの、結婚、離婚、犯罪被害、襲名、阪神大震災で被災、未婚での妊娠、出産、芸術祭賞受賞と、まさに「禍福はあざなえる縄のごとし」の人生だ。この場ですべての裏話を語ってもらいたい。

(平野)