週刊 奥の院 第85号+1の1
■『井上ひさしの言葉を継ぐために』 岩波ブックレット 500円+税
井上さんの魂に伝えたいこと 大江健三郎
平和のメッセンジャー、作家井上ひさし 奥平康弘
井上ひさしの言葉を継ぐために 井上ユリ
永久平和のために 梅原猛
未来の人たちへ 鶴見俊輔
元気なモグラでいるために 澤地久枝
原爆とは何か 井上ひさし(書籍未収録講演)
2010.6.19 九条の会講演会をもとに出版。
鶴見さんの講演から。
井上ひさしさんがなくなりました。作者の名前も知らずに『ひょっこりひょうたん島』にひきこまれたときから、始めから終わりまで、井上さんの作品にひきこまれてきました。
小田実、加藤周一、井上ひさし。そのおわりのしらせを受けて、この九条の会は、これからの形を考えてゆくことを迫られています。
九条の会の目的は、すぐさま実現することではありません。
私たちはなくなってゆく。その名前を忘れることなく、未来の人たちに結んでゆきたい……。
■『文藝春秋』2011.1月号 特別企画「弔辞 劇的な人生に鮮やかの言葉」発売。
■山口瞳 『追悼 (上)』 論創社 2600円+税
うちには「山口瞳」フリークがいるのだけれど、紹介していない。
■みずのわ出版HP、「本屋漂流記」連載再開しました。こちら。
http://www.mizunowa.com/soushin/honya.html#me-31
(平野)