■『はれのち、ブーケ』 瀧羽麻子実業之日本社  1500円+税
瀧羽麻子さん、海文堂にご来店!
最新刊『はれのち、ブーケ』の著者、瀧羽麻子さんが、実業之日本社の編集者の方とご一緒に海文堂に来店されました。
この本の舞台はすべて神戸!ということで、神戸を中心に関西の書店を廻っておられるとのこと。
そうなんです。目次を見ると神戸在住の方にはおなじみの地名ばかり。北野のチャペルから、ハーバーランド、六甲山まで。
お話は、あるカップルの結婚式の一日を描いたウエディング小説であり、集まってくれた大学の元ゼミ仲間たちの心中をこまやかに描いた青春小説でもあります。結婚という人生のビッグイベントをいかに成し遂げるか、式の内容のみならず、結婚生活を悔いの無いものにするには何を決断し何を諦めなければならないのか。結婚の二文字が視野に入っている方にはきっと参考になるはず。
前作『左京区七夕通東入ル』を読んでいるにもかかわらず、瀧羽さんが兵庫県出身とは存じませんでした。(京都出身と思ってました) 実際は、1981年生まれの芦屋育ちで大学が京都。
こちら在住のおじいさまおばあさまが、孫娘の書いた本をということで、海文堂に買いに来てくださいました。感謝!! 数ある本屋の中から、わざわざ元町にまで足を運んでくださって、ほんとにありがとうございます。
瀧羽さんご一行が完全に「雑貨大好き女の子」の顔になって、海文堂2階の海の雑貨コーナーを見てくださったのが印象的です。(お買い上げもくださいました!) 兵庫県の本屋みんなで瀧羽麻子さんを応援しましょう。
(熊木)