本日から2階のギャラリーにて、海文堂の古本市がはじまりました。
 やまだ書店、イマヨシ書店、レトロ倶楽部、あさかぜ書店、一栄堂書店、オールドブックス・ダ・ヴィンチの6古書店に出品していただき、約2万冊の古本が並んでいます。
 さっそく昼休みにのぞいて、長谷川四郎『赤い岩』(みすず書房)を800円で、織田作之助『それでも私は行く』(大阪新聞社)を300円で買いました。
 個人的にはほかにも、宇野浩二『文学の三十年』(中央公論社)、中野重治『汽車の罐焚き』(小山書店)、村山知義『冷蔵屍』(労働文化社)、花柳章太郎『女難花火』(雲井書店)などが目につきました。『汽車の罐焚き』は柳瀬正夢の装丁、『冷蔵屍』は村山知義の自装、『女難花火』には木村荘八の挿絵がはいっています。
 古本の追加もしていただいているので、ぜひお運びください。


(北村)