2009-05-12 ■ 新入荷 編集工房ノアのPR誌『海鳴り』21号が届きました。 山田稔、庄野至などが寄稿し、例年どおり読みごたえたっぷりの内容です。すぐに一冊もらって通勤の鞄にしまいました。 とくに今号は巻頭に、小沢信男「『リレハンメルの灯』のもとに」が掲載されています。富士正晴、小野十三郎、寺島珠雄といったノアの作家と小沢信男のつながりをおもうと、いつかこの冊子の刊行目録に名前がのるのではないか。『通り過ぎた人々』(みすず書房)の愛読者としては、そう夢想してしまいます。 『海鳴り』は、編集工房ノアの本のコーナーにて配布中。 (北村)