■中島先生イギリス留学噺 ―大学、古本、ルイス・キャロル―
 中島俊郎 甲南大学教授 × 日本シャーロック・ホームズ・クラブ 松下了平氏
  2009年5月9日(土)午後2時〜4時
 海文堂書店 / 2F・ギャラリースペース<Sea Space>
 入場無料

 あの「英吉利狸」が帰ってきた!
 2007年5月に行われた「本好きガチンコ対決」に登場した「英吉利狸」こと中島俊郎教授が、一年間のオックスフォード大学留学を終えて帰ってこられました。イギリス最古の大学、オックスフォードの街や大学、そして一年間の研究についてお話しいただきます。
 また、オックスフォードといえば『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルが職を奉じた大学でもあります。街や大学には、キャロルゆかりの場所が多くあります。そして、留学中も古書蒐集に余念のなかった中島教授、オックスフォードを離れて世界最大の古書の街ヘイ・オン・ワイへも何度か足を伸ばされています。
 対するは、シャーロッキアンで「鉄」、そして古本マニアの松下了平氏ヴィクトリア朝のイギリスと英古書について中島教授とお話しされます。過去と現在が混在している大学町オックスフォードの「今」を知る留学噺、是非お聴きください。


中島俊郎(なかじま・としろう)
1949年生まれ。甲南大学大学院人文科学研究科英文学博士課程単位取得、オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ(1997−98)、オール・ソールズ・カレッジ研究員(2008−9)、現在、甲南大学文学部教授。著書:『イギリス的風景』(NTT出版)、『ルイス・キャロルと子供の神話』(共著、レンヌ大学出版局)他。編訳書:キース・トマス『歴史と文学―近代イギリス史論集』(みすず書房)、『人間と自然界』(共訳、法政大学出版局)他。編纂書:ビートン夫妻『英国婦人家庭画報』全4巻、マリオ・プラーツ『英文学論集』全10巻(ユーリカ・プレス)他。

*松下了平(まつした・りょうへい)
1938年兵庫県西宮市生まれ。1960年甲南大学理学部卒業。1998年塩野義製薬定年退職。日本鉄道史学会会員、日本ヴィクトリア朝文化研究学会会員、日本シャーロック・ホームズ・クラブ会員。著書:『シャーロック・ホームズの鉄道学』(JTB出版)。共著書:『シャーロック・ホームズ大事典』(東京堂出版・78項目担当)、『優雅に楽しむ 新シャーロック・ホームズ読本』(フットワーク出版)他。


(福岡)

※終了しました。ご来場ありがとうございました。